2試合連続ドロー中のインテルは、20日のセリエA第25節でサンプドリアと対戦する。サンプドリア戦で敗れることがあれば、2位ローマが浮上してきているだけに、心配するところだろう。そのローマについて、モウリーニョ監督は次のように話している。

「好調だし、良い結果をたくさん残している。私は本当に彼らをリスペクトしているよ。私にとっては、スクデットを獲得するクオリティーを持ったチームだからだ。彼らが問題を抱えていたときも、私はそう言っていたはずだよ。ファンタスティックなグループだし、ずる賢いクラブだからね。彼らはマーケットのときにお金がないと泣くくせに、彼らの選手を獲得しようとするとノーと言うんだ。すごくインテリジェントだよ」

また、「監督としてモウリーニョのことはいらない」と言ったナポリのデ・ラウレンティス会長について、「彼のクラブで指揮を執ることはないですか?」と遠回しに質問されると、モウリーニョ監督は「私に払えるだけのお金はないだろう」と一蹴した。

前節終了時、ユヴェントス戦の判定について不満を述べたモウリーニョ監督。ユーヴェのロベルト・ベッテガ副ゼネラル・マネージャーは、同監督に他チームのことに首を突っ込むなと反論しているが、これに対してモウリーニョ監督は再び次のようにコメントした。

「なぜ、バイエルン・ミュンヘン対フィオレンティーナ戦で起きたことが話されて、トリノで起きたことについては目をそむけなければならないんだ? ペナルティエリアが25メートルなのはイタリアだけだよ」