「レアメタル」。携帯電話をはじめパソコン、薄型テレビなどに使用され、現代生活において不可欠な製品の部品に必要な希少価値の高い金属。それを探し当てるレアメタルハンターがいます。

 "現代の山師"と呼ばれる中村繁夫氏は、日本で唯一のレアメタル専門商社の社長。その業績や経営手腕が注目され、テレビ東京の『ガイアの夜明け』や『カンブリア宮殿』をはじめ、多くのビジネス経営番組に出演しています。

 そんな中村さんは、もともとは世界中を旅する放浪ニートだったそうです。いかにしてレアメタルを発掘し、年商340億円の会社の社長になり得たのか興味深いところですが、中村さん、顔があのマリオに似ています。番組で共演した村上龍氏は中村さんのことを「顔も仕事もスーパーマリオに似ている。空を飛び、秘境に赴いて現地に溶けこみ、レアメタル=金貨を得るのだ」と評しています。

 商社に入社し、54歳でリストラに遭い、レアメタルでひと山当てようと起業し、いまでも宝の山を求めて世界放浪を続ける中村さん。「不景気だから」とただ世の中に身を任せず、世界を舞台に自分の力で商談をまとめていく力強い生き方は、次々に襲いかかってくる敵を倒して、各ステージをクリアしていくスーパーマリオの生き方と確かに似ているかもしれません。

 現状を打開し、夢を追うために、今こそ中村さんのような"スーパーマリオ的な生き方"が求められている時代なのかもしれません。



『放浪ニートが、340億社長になった!』
 著者:中村 繁夫
 出版社:ダイヤモンド社
 価格:1500円
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