スポーティング・ニュースが2月10日付で『解決しなければならない10の問題』と題したコラムを掲載し、マリナーズの3番打者の問題も取り上げた。

 このオフ、マリナーズは活発に戦力補強を行ったが、まだ弱点はある。一番大きな問題は、だれを3番に据えるかということだ。ドン・ワカマツ監督は新戦力のミルトン・ブラッドリーが第一候補だと述べたが、ブラッドリーには故障の不安がある。

 監督は「彼にとって大きなチャンス。ミルトンにとってプラスとならないようなら、最初から契約していない」という。

 ケン・グリフィーJr. とホセ・ロペスも候補だが、監督は鈴木イチローには3番を打たせるつもりはないと断言する。「去年、もしものときを考えて、春季キャンプで3番を打たせてみたが、その日に、胃潰瘍と診断されてしまった」 もちろん、それが胃潰瘍の原因だと監督自身、信じているわけではないが、用心にこしたことはないということのようだ。