トークショーに出演したタレントのはるな愛。大胆に肌を露出したビキニのような衣装と、ファーのヘッドドレスという全身ピンクだらけで会場に現れ、強烈なインパクトを与えた。<br>(会場:東京・新宿区、撮影:野原誠治)
 抱擁の数だけ、愛が生まれ、抱擁の数だけ、愛が壊れ、それでも抱擁の記憶が、未来をくれた。ペネロペ・クルス主演、巨匠ペドロ・アルモドバル監督が描く新たな愛の物語「抱擁のかけら」。2月6日より上映中の本作のヒットを記念して、11日東京・ピカデリー新宿にて、はるな愛による「バレンタインデー直前“抱擁イベント”」が行われた。

 「抱擁のかけら」は、14年前に起きた凄惨な事故で視覚を失った男マテオが、人生をかけて愛した女性レナとの過去を語りはじめる、切なくも激しい愛の物語。アカデミー外国語映画賞を受賞した「オール・アバウト・マイ・マザー」などで様々な女性を撮り続けてきたアルモドバル監督が「女性の理想の完成形」と話すペネロペ・クルスの圧倒的な美しさが大きな話題を呼んでいる。

 大胆に肌を露出したビキニのような衣装と、ファーのヘッドドレスという全身ピンクだらけではるな愛が登場すると、“ニューハーフ世界一”に輝いたその美しさに会場は大きな歓声に包まれた。映画の感想については「今ラブラブな人も、そうで無い人も楽しめる本当に素敵な映画でした。ペネロペ・クルスの完成されたボディはため息が出るほど美しかったです」と絶賛。「唾液が出るほどラブシーンがすごかった!」と濃密なラブシーンについても触れた。

 その後、“はるな愛と抱擁ができる”権利が当たる抽選が行われ、ステージ前で観客数名とはるな愛が実際に抱擁。カップルや、女性とも愛の抱擁を交わしたが、若いイケメン男性が目の前に現れると、はるな愛の態度が豹変。しっかりと体を密着させ「あとでスタッフに電話番号渡していってくださいね〜!」と自分をアピールした。

 イベント終了後、抱擁の感想を尋ねられると「この映画もそうですが抱擁で伝わる事ってたくさんあって、言葉なんていらないですよね」と話し、「みんな“ぎゅっ”てきつく抱擁してくれて驚きました。タイに行かなくても、私の事好きな人日本にいるじゃん!」と興奮気味。抱擁で暑くなったのか、汗をぬぐいながらも「イケメンが多くて本当にびっくり。イエ〜イめっちゃバレンタインデー!」とお得意の“エアあやや”ポーズを披露し笑いを誘った。

映画「抱擁のかけら」特集