ヴェンゲル監督、メディアにかみつく
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は9日のスカイスポーツニュースで、自分の言葉を曲解して報道するメディアにかみついた。

0−2で敗れたチェルシー戦のあとに、「アーセナルの方がいいチームだった」とのヴェンゲル監督のコメントが掲載されたが、これに対して、チェルシーのミヒャエル・バラックなど複数の人物が、ヴェンゲル監督を「負け惜しみばかりいう」と批判した。

しかし、ヴェンゲル監督によれば、記者会見の発言の報道は正確性を欠いているというのだ。

「私はチェルシーに対しては賞賛の気持ちでいっぱいだ。マスコミが、私の記者会見の言葉一つを取りあげて、それを大げさにかき立てるのはフェアじゃないと思っている。アストン・ヴィラ戦でもそうだったし、チェルシー戦でもそうだった」
「私はイングランドに長いから、チームが勝てば何でも言えるのはわかっている。だが、私はそういうことはせずに、冷静に、何が悪いか、何が悪いかを分析しているんだ」

また、10日に対戦するリヴァプールが調子を上げてきたことについて聞かれると、「私はいつも、彼らは立ち直ると言ってきた。6週間前、8週間前の私の発言を見るといいよ。サッカーは勝つためのゲームだが、誰だって勝ち点を落とすこともある。じっと同じところにいれるわけじゃない。このスポーツは変化が激しいんだ」と話し、4位に浮上したチームを警戒した。