キャリア14勝1敗、名将アンドレ・ペデネイラスが自信を持ってUFCに送り出すホニー・トーレス。難敵メルビン・ギラードとどのようにやり合うのか、まずはお手並み拝見といったところか

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6日(土・現地時間)、ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで行なわれるUFC109「Relentless」は、PPV中継前に SpikeTV中継カードとして、ライト級の2試合=マック・ダンジク×ジャスティン・ブコールズ、メルビン・ギラード×ホニー・トーレスが組まれている。

SpikeTVの無料中継全米ネットに出場する4人のファイターのなかで、UFC初出場となるホニー・トーレスに注目したい。ジョゼ・アルド、シャオリン・ヒベイロ、ヴィクリ―・シケリム、ヴァグネイ・ファビアーノ、マルロン・サンドロという錚々たるMMAチャンピオンを生んだノヴァウニオン。その名門柔術アカデミーが満を持してUFCライト級戦線に送り出すのが、このトーレスだ。

2006年6月のMMAデビュー以来、3年半で実に15試合をこなし、14勝1敗という戦績を誇る。この14の勝利のうち、サブミッションでの勝ち星が7つ、TKO勝利が5つのトーレスは、対戦相手を仕留めるという、ある意味で柔術家らしいファイターでもある。

去年、2度に渡りUFCデビュー戦が流れたトーレスにとって、この試合が実に1年5カ月ぶりの試合となるため、実戦の感が戻っているのか、不安要素はあるものの、万全を期して臨めるのであれば、メルビン・ギラードから一本を奪う力は十分に持っている。

リョート・マチダ、アンデウソン・シウバという二人のUFC世界王者、さらにはWECではジョゼ・アルドが世界フェザー級王者に君臨し、ヘビー級、ミドル級にもタイトルコンテンダーが控える王国ブラジルにあって、なぜかライト級はUFC王座に縁がない階級だ。

これまで世界王者はゼロ、世界王座にチャレンジしたのも先ごろ現役引退を発表したエルミス・フランカのみ。ノヴァウニオンで学んだ同級王者BJ・ペンが、ウェルター級転向をほのめかしているため、王国の名門としてはその存在感を見せつけたいところだ。

ライト級ではTUFシーズン8準優勝のフィリップ・ノヴァーが、TUF5卒業生のロブ・エマーソンと対戦。ともに2連敗中の崖っぷち対決となる。

この他、PPVラインナップとして、ジョシュ・コスチェックの代役として、マイク・スウィックがパウロ・チアゴと対戦する一戦、またマット・セラ×フランク・トリッグのベテラン同士の対決と、二つのウェルター級マッチが組まれている。

しかし、ダン・ハーディに敗れ挑戦権を逸したスウィックと、ジョン・フィッチに敗れているチアゴの対戦。さらにはマット・ヒューズに敗れて以来9カ月振りの実戦で年に1度のペースでしか試合をしていないセラと、昨年9月のUFC復帰戦でコスチェックに85秒でTKO負けを喫したトリッグの顔合わせと、タイトル戦線からみればやや箸休み的なカードといえるだろう。

■UFC109「Relentless」対戦予定カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ランディー・クートゥアー(米国)
マーク・コールマン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ネイト・マーコート(米国)
チェール・ソネン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・スウィック(米国)
パウロ・チアゴ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
ダン・ミラー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マット・セラ(米国)
フランク・トリッグ(米国)

<ライト級/5分3R>
マック・ダンジグ(米国)
ジャスティン・ブコールズ(米国)

<ライト級/5分3R>
ホニー・トーレス(ブラジル)
メルビン・ギラード(米国)

<ライト級/5分3R>
フィリップ・ノヴァー(米国)
ロブ・エマーソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブライアン・スタン(米国)
フィル・デイビス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ティム・ヘイグ(カナダ)
クリス・トゥクシャー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョン・マジソン(米国)
ホーレス・グレイシー(ブラジル)