調査では31.3%が人材紹介会社を利用し、その内の30.4%が転職に成功した。

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テレビドラマ「エンゼルバンク」などで人材紹介会社の存在がクローズアップされている。原作者は「ドラゴン桜」で有名な三田紀房氏だ。リアルな転職市場を描いている「エンゼルバンク」だが、果たして人材紹介会社を使った転職は本当に上手くいくのだろうか。

イーキャリア調べによる「人材紹介サービスに関する調査」(2010年1月15日〜1月19日の5日間、過去1年以内に転職活動をした25歳〜39歳の正社員・契約社員・派遣社員400名を対象に、人材紹介サービスに関して調査)によれば、31.3%が人材紹介会社を利用しており、さらにその内の30.4%が転職に成功したという。

また、人材紹介会社を利用して良かった点としては「自分の希望する求人情報があるか」「取り扱っている求人情報が多い」「非公開求人を紹介してくれる」という回答が大部分を占めた。その一方、良くなかった点としては「希望しない求人を薦められる」「選考結果の連絡がない/遅い」などが挙げられている。

もっとも昨今のような経済状況では転職市場に人が余っているため、複数の紹介会社に登録しながら、求人サイトも見るというように転職のチャネルを広げるのが一般的なのかもしれない。

ちなみにインテリジェンスの調べによれば、2009年12月の転職求人倍率は0.86倍で9月以降3ヶ月連続で上昇しているという。また、業界別の転職求人倍率ではメディカルが2.96倍、IT/通信/インターネットが1.05倍と高い水準を示している。

さらにリクルートエージェントが調査した「過去2年以内に転職活動をした正社員に対するアンケート」によれば、IT業界出身者が次の転職先も「IT 業界のみ希望」との回答しているのは54%程度となり、IT業界から人材が流出しているという見方もできるため、逆に入社しやすいと言えるのかもしれない。一朝一夕に断定するのは難しいが、業界の人の流れを見極め、人材紹介サービス、求人広告を上手く使いこなした人こそが転職で成功する――、そんな時代になっているのではないだろうか。

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