24日のミラノダービーで勝利したものの、インテルは判定ミスへの不満をあらわにしており、「アンチ・インテル」の陰謀説が取りざたされている。だが、ミランのレオナルド監督はイタリア「ストリッシャ・ラ・ノティツィア」に対し、インテルがセリエAで走り続けるのを阻止し、インテルに損害を与えるような陰謀は存在しないと語った。

陰謀があるかどうかを尋ねられたレオナルド監督は、「インテルは4、5年前から勝っていると思うし、(陰謀は)存在しないと思うよ」と返答。リーグ戦の正当性に対するあらゆる疑念を打ち消した。

また、インテルDFマルコ・マテラッツィがミランのオーナーであり、イタリアの首相であるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏のお面をかぶって勝利を祝ったことについては、「冗談さ」とコメント。一方で、インテルMFヴェスレイ・スナイデルが主審への抗議で退場となったことに対しては、「ルールの問題だ。こういうことは、一つの試合の結果に影響するものだが、スクデットを獲得できるかどうかには関係ない」と語った。

さらに、コッパ・イタリア準々決勝のウディネーゼ戦を控え、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメントに進出しているレオナルド監督は、「今後も我々にはやるべきことがたくさんある」とつけ加えている。