インテル、9人でダービー勝利/セリエA第21節
セリエA第21節が24日に行われ、1位2位対決となったミラノダービーは、2人の退場者を出したインテルが2−0で勝利した。インテルは勝ち点を49に伸ばし、ミランとの差は9ポイントになった。
試合は立ち上がり10分、ミランのDFイグナシオ・アバテがヘディングでジーダに返したボールを、ミリートがかっさらってワンタッチで決め、インテルが早々と先制点をあげた。しかし26分、ルシオにシミュレーションでイエローカードを出したジャンルカ・ロッキ主審に対し、皮肉な拍手をしたスナイデルが、一発退場となってしまう。
残り時間を10人で戦わなければならなくなったインテルは、エンジンのかかりだしたロナウジーニョを中心としたミランに主導権を握られたが、これを凌ぎ、65分にはパンデフが追加点をゲット。ロスタイムにはペナルティエリア内でハンドをしたルシオが2枚目のイエローで退場となるが、与えてしまったPKはロナウジーニョが失敗。9人でダービーを制したインテルが、また一歩優勝に近づいた。

パレルモ対フィオレンティーナはエルナンデスの2ゴールとブダンのだめ押し点で、ホームのパレルモが3−0で勝利した。また、ナポリもリヴォルノに2−0で快勝。ナポリは勝ち点37で4位浮上、パレルモは同34で5位となった。ユヴェントスは6位に沈んでいる。

ボローニャはバーリに1−0で勝利。ラツィオはキエーヴォと1−1で引き分けた。