世界一のポケモングッズコレクター、夢は「日本語教師になりたい」。

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今や日本が世界に誇る文化のひとつとなったゲームやアニメ。近年はゲーム&アニメグッズを求めて東京・秋葉原を訪れる外国人も増え、「オタク」という日本語がそのまま海外で通用するようになるなど、大きな影響力を持つようになってきた。その中で、世界規模で人気を博している作品のひとつが「ポケットモンスター」だ。1996年に任天堂のゲームボーイ向けソフトとして発売されると、1997年のアニメ化の勢いも手伝って、瞬く間に世界中の子どもたちの間で大人気となった。現在21歳の英国人女性もそうした「ポケモン」を愛する1人で、その熱心さは13年間で1万2,000点を超えるグッズを収集するほど。そしてこのほど、女性はギネス・ワールド・レコーズ社から「世界一のポケモングッズコレクター」の認定を受けた。

英ハートフォードシャーに住む21歳の女性、リサ・コートニーさんは13年前、雑誌に載っていたピカチュウの写真を見て一目惚れ。「それ以来、ポケモンのグッズを集め始めた」(英紙デイリー・テレグラフより)そうだ。複数の欧米メディアには、コートニーさんの周りに無数のぬいぐるみがいっぱいに並べられた写真が掲載されており、その数の多さは一目瞭然。今では自分の部屋だけには収まりきらず、家のほとんどがポケモングッズで埋まっているという。

昨年、ギネス・ワールド・レコーズ社の審査員がコレクションの数を数えたところ、コートニーさんが13年間で集めたグッズの数は1万2,113点。この記録が、英国で1月21日に発売された「ギネス・ワールド・レコーズ・ゲーマーズエディション」に登録され、世界一のポケモングッズコレクターと認定された。コートニーさんの収集意欲に衰える気配はなく、認定を受けたあともさらに増えて、現在は1万3,400点以上に膨らんでいる。

重要なグッズを集めた部屋には、「自分でポケモンセンター・ヨーロッパと名付けたわ」(デイリー・テレグラフ紙より)というコートニーさん。家中に置かれる膨大なグッズの数々に、一緒に暮らす母もさぞ影響を受けているはずだが、コートニーさんによれば「信じられないほど収集を助けてくれた」らしい。家族の協力もあっての世界記録認定に彼女も喜んでいる様子で、「とても誇りに思う」(英紙メトロより)と語っている。

彼女がここまでポケモンに熱を入れるようになったのは、実はピカチュウへの一目惚れだけが理由ではない。「中学校時代、ひどいいじめに遭っていた」(メトロ紙より)そうで、当時の心の支えにしていたのがポケモングッズだった。ほぼ毎日涙を見せていたという日々に、「学校から帰ってきた後、ポケモンは本当に辛い時に私を助けてくれた」という。それだけポケモンに思い入れの強いコートニーさんだが、好きなキャラクターは“あく”タイプのアブソルだそうだ。

そんな彼女の好奇心は、ポケモンを通して日本という国にも向けられている。ギネス記録受賞と21歳の誕生日を記念して最近も日本を訪れるなど、これまでに5回来日。「日本では常に新しい何かが出ていて、豊富にモノがある」(デイリー・テレグラフ紙より)と、新たなグッズ探しに余念がなく、今年中にもう一度「派手にお金を使うために日本に戻る予定」を立てているという。そんなコートニーさんは現在日本語も勉強中で、「いつか日本語の先生になりたい」との夢を持っているそうだ。