ヤマハ デジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-4100」
 昨年で26回目を迎えた「2009 ユーキャン新語・流行語大賞」の候補語にノミネートされた言葉「家電芸人」。テレビ朝日系バラエティ番組「アメトーーク!」から誕生した、家電を愛する芸人たちが市場に与える影響力は計り知れないほど絶大なものとなり、消費者の目線で語られる彼らの言葉は、今やメーカー側も無視できないほどになっている。

 昨年10月に放送された「アメトーーク!」の特番では、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井がヤマハのデジタル・サウンド・プロジェクター「YSPシリーズ」の新製品「YSP-4100」をいち早く紹介。価格比較サイト「価格.com」では、番組放送後より「YSP-4100」製品ページへのアクセスが急増し、前週と比較して5倍以上のアクセス数を記録。その後ホームシアター スピーカー 注目ランキング1位を獲得し、満を持して11月5日に発売されると、その圧倒的な人気により瞬く間に品薄状態となり、入手困難な状況へと陥った。

 注目の「YSP-4100」とは、前モデル「YSP-4000」の登場から2年、音・デザイン・操作性、すべてが進化したヤマハのホームシアター“YSP”シリーズの高品位モデル。同シリーズ初となる、ブルーレイに採用されるHDオーディオ規格(ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audio)とマルチチャンネルリニアPCMに対応し、映像や音楽、PLAYSTATION3など次世代ゲーム機のソフトも美しいサラウンド環境で楽しむことができる。

 また、同シリーズ初、5.1chを上回る7.1chサラウンド再生を実現。本体に内蔵された40個の小型スピーカーと2個のウーファーによって生み出された音のビームを壁に反射させることにより、複数のスピーカー設置や複雑な配線に悩まされること無く、薄型テレビと見事にマッチする奥行きわずか9cmのワンボディで、5.1chよりも更に背後からの音に深みを増した7.1chのリアリティあふれる音場空間を、部屋の構造に合わせて自動設定で体感することができる。

 その他にも、音と映像をケーブル1本で高品位伝送するHDMI端子を入力4系統装備、番組とCM間の音量差を補正するユニボリューム機能、テレビの電子番組表(EPG)と連動して映画/音楽/スポーツ/ゲームなど様々なジャンルに応じた理想の音場空間を創造するヤマハ独創のシネマDSPを搭載…などなど、まさに“フルスペック”な一台となっている。詳しくは、ヤマハ「YSP / POLYPHONY」特集を見てもらいたい。

 そして次回は、憧れのホームシアターを更に身近な存在へと変えるために、同シリーズのミドルクラスYSP-3000と、コンパクトモデルYSP-600の2アイテムを紹介する。

ヤマハ「YSP / POLYPHONY」特集