「不況の時こそ、自己投資すべき」と、人生の先輩に言われたサチさん(36歳/派遣社員)は、現在、様々な企業を短期派遣できり抜けている。
「派遣先で、大勢のアラフォー世代以上の女性と知り合いました。彼女たちは、いろんな企業を渡り歩いているせいか、個性豊かで経験も豊富。『不況で大変!』と嘆きながらも、将来を見通して学校へ通う人、地域のボランティアに参加している人、とにかく何か目的を持って行動している人が多くいます。反対に何もしていない人もいましたが、何かやっている人とそうでない人との差は歴然としていました」
サチさんは、その先輩たちを見ながら「私もここらで何かやらないと!」と一念発起。ただ、その「“何か”とは何だろう?」と、まだ明確な答えは出ていない。
「昨年病気をしたのがキッカケで、病院でのボランティアをはじめてみようと応募しました。自分にお金をかけるわけではないので、自己投資とは少し違うかもしれませんが、ボランティアを通して大事な何かが見えてくるような気がします。心の自己投資でしょうか」
サチさんは一昨年、婦人科系の病気で数週間入院。病気をしてはじめて、患者側の立場から健康でいられるという幸せを実感したという。そして、病院には医師、看護士、その他スタッフだけではなく多くのボランティアスタッフがいることを知ったそうだ。
又、ユカさん(30歳/派遣社員)は大学生の頃、ゼミの活動でネパールを訪れたのがキッカケとなり、大学卒業後単身ネパールへ行き、ボランディア活動に参加。ユカさんは、ネパールの首都カトマンズの日本語学校で日本語を教えたり、盲目の女性たちが住む家で日本の歌を教えたり、教育支援や植林活動を行っている日本人の活動を見学し、ボランティアについて学んだという。
「先進国で育った“1人間”としての視点から見た“貧しさ”と、開発途上国の人々が感じている“貧しさ”には違いがありました。ネパールには約2年間滞在しましたが、その間にネパールの貧しさよりも“心の豊かさ”や“生きることへの貪欲さ”ではむしろ日本の方が“貧しい”と感じました」
ユカさんはその後、インドへ行き現地の旅行会社で4年間働き一時帰国、今年現地で知り合った彼と結婚が決まった。
トウコさん(37歳/サービス業)は、「イギリスへ語学留学していた時に、チャリティショップでボランティアに参加しました。内容としては、商品にアイロンをかけたり、陳列したり、掃除をすることでした。元々母が20年以上地域のお年寄りにお弁当を作って配達するというボランティアを続けていて、ボランティアをすることに抵抗もなく、わりと普通のことだと思っていました」
トウコさんは、帰国後も継続してボランティアをしたいと思い、地域の国際交流団体で日本語教師のボランティアやNPO法人での事務局ボランティアにも参加。
「私個人の意見というよりも、ごく一般的なボランティアに対する考え方ですが、“何かをしてあげている、人のために良いことをしている”という考え方だけだと、押しつけがましくなったり、自己満足でしかないと思います。もちろん、後で振り返ってみて、そういった満足感は得られると思いますが、それ以外に何か目的を持って、自分にもプラスになることが良いボランティア活動なのではないかなと思います」
トウコさんは現在、アロマテラピーを勉強中。「病院や老人施設などでハンドマッサージのボランティアをしてみたいと思っています」(トウコさん)。
現在、内閣府が認証しているNPO法人は3000件以上もある。医療、福祉からまちづくり、職業能力の開発まで様々だ。
流行のネイルやまつげエクステで自分にお金をかけて外見を飾るのも“女子力”アップ策としては捨てがたいが、もっと大事な“女子力”アップとは “自分にできることは何か?”と考え行動し、それによって培うことができる“内面の豊かさ”ではないかと思う。本当に見習いたい。(オフィスエムツー/堂ナツコ)
■参考
内閣府NPO
「派遣先で、大勢のアラフォー世代以上の女性と知り合いました。彼女たちは、いろんな企業を渡り歩いているせいか、個性豊かで経験も豊富。『不況で大変!』と嘆きながらも、将来を見通して学校へ通う人、地域のボランティアに参加している人、とにかく何か目的を持って行動している人が多くいます。反対に何もしていない人もいましたが、何かやっている人とそうでない人との差は歴然としていました」
サチさんは、その先輩たちを見ながら「私もここらで何かやらないと!」と一念発起。ただ、その「“何か”とは何だろう?」と、まだ明確な答えは出ていない。
「昨年病気をしたのがキッカケで、病院でのボランティアをはじめてみようと応募しました。自分にお金をかけるわけではないので、自己投資とは少し違うかもしれませんが、ボランティアを通して大事な何かが見えてくるような気がします。心の自己投資でしょうか」
サチさんは一昨年、婦人科系の病気で数週間入院。病気をしてはじめて、患者側の立場から健康でいられるという幸せを実感したという。そして、病院には医師、看護士、その他スタッフだけではなく多くのボランティアスタッフがいることを知ったそうだ。
又、ユカさん(30歳/派遣社員)は大学生の頃、ゼミの活動でネパールを訪れたのがキッカケとなり、大学卒業後単身ネパールへ行き、ボランディア活動に参加。ユカさんは、ネパールの首都カトマンズの日本語学校で日本語を教えたり、盲目の女性たちが住む家で日本の歌を教えたり、教育支援や植林活動を行っている日本人の活動を見学し、ボランティアについて学んだという。
「先進国で育った“1人間”としての視点から見た“貧しさ”と、開発途上国の人々が感じている“貧しさ”には違いがありました。ネパールには約2年間滞在しましたが、その間にネパールの貧しさよりも“心の豊かさ”や“生きることへの貪欲さ”ではむしろ日本の方が“貧しい”と感じました」
ユカさんはその後、インドへ行き現地の旅行会社で4年間働き一時帰国、今年現地で知り合った彼と結婚が決まった。
トウコさん(37歳/サービス業)は、「イギリスへ語学留学していた時に、チャリティショップでボランティアに参加しました。内容としては、商品にアイロンをかけたり、陳列したり、掃除をすることでした。元々母が20年以上地域のお年寄りにお弁当を作って配達するというボランティアを続けていて、ボランティアをすることに抵抗もなく、わりと普通のことだと思っていました」
トウコさんは、帰国後も継続してボランティアをしたいと思い、地域の国際交流団体で日本語教師のボランティアやNPO法人での事務局ボランティアにも参加。
「私個人の意見というよりも、ごく一般的なボランティアに対する考え方ですが、“何かをしてあげている、人のために良いことをしている”という考え方だけだと、押しつけがましくなったり、自己満足でしかないと思います。もちろん、後で振り返ってみて、そういった満足感は得られると思いますが、それ以外に何か目的を持って、自分にもプラスになることが良いボランティア活動なのではないかなと思います」
トウコさんは現在、アロマテラピーを勉強中。「病院や老人施設などでハンドマッサージのボランティアをしてみたいと思っています」(トウコさん)。
現在、内閣府が認証しているNPO法人は3000件以上もある。医療、福祉からまちづくり、職業能力の開発まで様々だ。
流行のネイルやまつげエクステで自分にお金をかけて外見を飾るのも“女子力”アップ策としては捨てがたいが、もっと大事な“女子力”アップとは “自分にできることは何か?”と考え行動し、それによって培うことができる“内面の豊かさ”ではないかと思う。本当に見習いたい。(オフィスエムツー/堂ナツコ)
■参考
内閣府NPO




























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