組織や人材を「FORST」というフレームを使って分析し、その開発を図る方法をご紹介します。

組織におけるメンバーの言動は、「何に従ってなされるか」という観点から、次のように5段階に分類できます。

?感情に従う :自分の率直な気持ちや感覚がそのまま表れる言動
?命令に従う :リーダーの指示や周囲からの要望に合わせた言動
?規則に従う :約束事や予め決められた役割・手順に則った言動
?状況に従う :経緯や流れ、その場の様子から判断して行う言動
?目的に従う :到達すべき所、達成すべき事を目指して行う言動

子供の成長になぞらえると、小さな頃は自分の思いつきやその時の感情が行動を支配していますが、だんだんと親や教師の言うことを聞いたり、仲間の言うことに耳を傾けるようになり、次にはルールというものを意識し、それを守ることができるようになってきます。もう少し大きくなってくると、場の空気を読むようになるし、全体から考える、前後を考えることができるようになり、更に、目標を意識しながら取り組むことができるようになれば、もう大したものです。

?感情に従う(Feeling)、?命令に従う(Order)、?規則に従う(Rule)、?状況に従う(Situation)、?目的に従う(Target)。?から段々と理性的になっていくように並べた、組織における言動の五分類「FORST」です。











組織における言動は理性的であればよいかというと、一概にそうは言えない訳で、?が最も優れた言動であるということではありません。率直に感情を表わすことも大切ですし、指示やルールに従うのは当然であります。目的の達成が大事とはいえ、その場の空気や状況を無視していいということにはなりません。つまり、個人としても組織としても、これらのバランスが大事で、どれか一辺倒の言動をとるのが危険だということになります。


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