怪我から復帰しマジョルカ戦に出場したR・マドリーのカカー。スペインのラジオ局カデナセルのスポーツ番組“El Larguero”の中で恥骨炎に苦しみながらもこれまでプレーを続けていたことを明らかにした。

 サッカー選手の多くが苦しめられる恥骨炎。引退に追い込まれる選手もいるほど厄介な怪我として知られるがカカーは、「実は7カ月間この痛みを抱えてプレーしていた。ACミランに居る頃からこの問題を持っていた。マジョルカ戦では全く痛みが無い状態でプレーできた」と明らかにした。

 対バルサとのクラシコでは良いプレーも見せていたカカーだが、「あの試合ももちろん痛みはあった。まだR・マドリーで最高のプレーが出来ていないのは分かっている。この恥骨炎を抱えていると本当に動きが悪くなってしまう」と苦しみながらパフォーマンスを続けているようだ。恥骨炎の痛みから解放され、本当のカカーはこれから見られるかもしれない。

(スペイン通信)