12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント「Dynamite!!」で起こったDREAM王者・青木真也による卑劣な挑発行為――。

戦極(SRC)王者・廣田瑞人の腕を折った直後、倒れて動けない廣田の目前に中指を突きたて舌を出し勝ち誇ると、そのままリング上で両腕を広げてハシャギ回るという常軌を逸した行為は、多くの視聴者が不快感や怒り、悲しみを覚えた。

現在も、そのバッシングや議論は続いているが、青木が所属をする「パラエストラ東京」は、8日、「2009年大晦日の青木真也の不道徳行為について」と題し、青木の指導者解任を発表した。

同公式サイトでは、「試合後の極度の興奮状態にあったとはいえ、競技者にあるまじき行為であったことは間違いありません。そして『マーシャル・アーツ・コミュニケーション』を目指す我々の理想からも、最も遠い行為でありました。これはひとえに指導者の立場にある我々の不徳の致すところであり弁解の余地もありません。青木には厳重に注意を与え、パラエストラ東京の指導スタッフも解任としました。もちろん各関係団体からの処分、および指導なども甘んじて受ける覚悟です」(一部抜粋)としており、青木の師である中井祐樹氏、そして、若林太郎氏の連名となっている。

パラエストラ東京に通い、一度でも青木の指導を受けたことのある生徒や練習生からすれば当然の措置だろう。それでも、彼&彼女らが受けた精神的ショックははかり知れない。青木の行為がもたらした格闘技界へのダメージは、今後も尾を引くことになりそうだ。