6日のキエーヴォ戦で相手選手と衝突し、頭がい骨骨折の手術を受けたインテルDFクリスティアン・キヴは、ヴェローナの病院のICUで一晩を過ごした。検査の結果、骨片は完全に取り除かれ、同選手のそばにはアデリーナ夫人とルーマニアから駆け付けた母親、ベカリ代理人が付き添っている。

インテルのクラブドクターであるフランコ・コンビ医師は、「うまくいった。ICUにいるのはプライバシーの問題による理由だけだ。常に状態をチェックしている。我々は幸いにも事態を軽視しなかったし、ヴェローナの病院の医師たちは素晴らしかった。スポーツへの復帰? こういうケースにおいて医者が優先すべき義務は、選手の健康だ」と落ち着いて話している。

ヴェローナの病院には、キヴと空中戦で衝突したキエーヴォFWセルジョ・ペッリシエも検査を受けており、キヴにも会っているようだ。病院側はキヴのコンディションに満足しており、経過は良好だと発表。一週間ほど入院する見込みであることを明らかにしている。