人材採用担当者の2010年の目標は「質の高い採用」と「リーダー育成」--こんな結果が求人情報サービスのインテリジェンスが企業の人事・採用担当者1,000人を対象とした「2010年の採用・人材育成に関する意識調査」で分かった。昨年12月1日〜12月2日、全国の決裁権を持つまたは選考に関わる人事・採用担当者にインターネットで聞き、1,000人から回答を得た。

 従業員の採用・育成に関する関心事について聞いたところ、最も関心が高かったのは「より良い人材を採る方法」で57.4%、続いて「人件費について」(49.8%)となった。

 その理由は、「人件費の関係で、質の良い採用を行い少数精鋭での運用を行わないと厳しい」、「人件費の削減を余議なくされる中、採用の量を抑制しつつ人材を育成する手腕が問われている」など、「早く」「多く」よりも、人件費を抑え、より質の高い採用を目指すといった傾向が顕著になっている。
  
 一方、従業員の育成については、「2009年より強化したい」が42.5%で最多。次いで「特に2009年と変わらない」(37.0%)、「2009年より抑制したい」(7.6%)と続いた。さらに、「2009年より強化したい」と回答した企業に、具体的な内容を聞いたところ、最多回答は「研修を強化する」(56.4%)で、2位以降に「ジョブローテーションや異動を行い、活性化を図る」(39.9%)、「OJTを強化する」(37.8%)であった。

その理由は、「採用後も継続して教育研修を行いながら育成したい」「従業員の効率アップを図りたい」といったもの。

  「質の高い採用」「人材育成の強化」のいずれの目標も、少数精鋭で会社を運営するために、優秀な人材を採用・育成して生産性を向上させなくてはならない企業の事情が明らかになっている。