ラツィオとの契約解除が認められたFWゴラン・パンデフは、インテルへの加入が確実と言われている。だが、インテルのマルコ・ブランカTD(テクニカル・ディレクター)は、次のように話している。

「まだ確定したことは何もない。ラツィオとは6月からずっと話してきた。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、彼がリーグ側の決定で“自由”になった選手だから、争奪戦に加わらないと言っている? 彼は『政治的決定』と呼んでいたようだね。だが、私はスポーツについて話しているのであり、政治について言っているのではない」

また、インテルはDFイバン・コルドバにマンチェスター・シティ移籍の噂が浮上しているが、昨夏のズラタン・イブラヒモビッチのように少しでも動揺しているか尋ねられると、コルドバは「でも僕は、彼のように不満なんて抱いていないよ」と笑って反論した。さらに、ブランカTDも「我々も選手と同じ立場だ」と強調している。

一方、ブランカTDはFWマルコ・アルナウトビッチの去就について、「トゥエンテが決めるだろう。1月31日までは、彼はどこへでも行ける。そうならなければ、我々の下に残るだろう」とコメント。ジョゼ・モウリーニョ監督がイギリス『サン』のインタビューでシーズン後の退任をほのめかすようなコメントを残したことについても、「彼は残念に思っているよ。あれはただ、彼が途中で仕事を捨てることはないということが書かれていただけだ」と一蹴した。