インテルを率いて2年目のシーズンを過ごしているジョゼ・モウリーニョ監督が、イタリアに愛着を持つことはないのかもしれない。母国ポルトガル『プブリコ』のインタビューに応じたモウリーニョ監督が、Eメールで寄せられた質問に答えた。

イタリアについての印象を尋ねられた指揮官は、「イタリアに愛情を持つことは最後までないだろう。最初からないことだね」と述べた。それでも、「ここで働くのは好きだ。インテリスタ(インテルファン)が好きだし、難しいことに挑戦するのも好きだ。そういった意味で、ここでのことは良い感じだよ」と話している。

そして、自身の仕事が不安定なものであることを認め、「私のポストは、いつでも危険があるものだ。チームの指揮を執ることは、多くの人が望むことでもあるからね」とコメント。ただ、指揮官本人は契約を尊重するつもりでおり、「私はインテルと2012年までの契約を結んだ。なぜなら、2012年まで一緒にやりたいと思ったからだ。その前に終わる可能性があるのは事実だが、私は誠実な男で、契約も誠実なものだよ」と強調している。