開発者が嫌がらせで友人の名をゲームに登場させる

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このゲームがなかったら『ファイナルファンタジー』も『ドラゴンクエスト』もなかった。そう断言してもよいゲームが存在する。それが『ウィザードリィ』だ。シナリオライターの堀井雄二氏が『ウィザードリィ』をプレイして衝撃を受け、『ドラゴンクエスト』を開発したという話はあまりにも有名である。その『ドラゴンクエスト』に影響されてスクウェアが開発したゲームが『ファイナルファンタジー』なわけで、まさにRPGの歴史は『ウィザードリィ』から始まったと言っても過言ではない(堀井雄二氏は『ウルティマ』にも強い影響を受けている)。

正直言って地味ではあるが、現在も『ウィザードリィ』シリーズは数年に一度のペースで続編が発売されている。日本ではアスキー、スターフィッシュ、アトラス、アクワイアなど、多くのゲームメーカーが『ウィザードリィ』シリーズを発売してきた。そんな『ウィザードリィ』シリーズに無くてはならないモンスターが、マーフィーズゴーストだ。異様に弱いのに経験値を多く得ることができ、『ドラゴンクエスト』でいえば「はぐれメタル」のような存在なのだが、その誕生秘話は酷いものである。

マーフィーズゴーストの名称の元になったのは開発者のアンドリュー・グリーンバーグさんの友人で、初代『ウィザードリィ』のテストプレイヤーもしていたというマーフィーさん。噂によると、アンドリューさんが嫌がらせのつもり(ジョークのつもり)でマーフィーさんをモンスターとして登場させたという逸話があるという。そういう事もあってか『ウィザードリィ』ファンには「かわいそうなモンスター」として広まりつつも、経験値を多く得られるので同情心をよそに大量虐殺されているのが現状だ。

『ウィザードリィ』にはミフネというモンスターも登場するが、これはアンドリューさんがファンだった日本の俳優・三船敏郎をモデルに作った侍モンスターだ。英字だと「Mifune」となるため、「ミフュン」と呼ぶ欧米人が絶えなかったと言われている。偶然にも『ウィザードリィ』の最新作が現在プレイステーション3で配信されており、ダウンロードをして体験版を楽しむことができる。これを機に、『ファイナルファンタジー』と『ドラゴンクエスト』の生みの親(?)の『ウィザードリィ』を体験してみてはいかが?

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