東洋インキ製造は、2010年から、MFCA(マテリアルフローコスト会計)を生産部門や研究部門へ本格展開するとの事です。

MFCAは、設備やシステム投資が不要にも関わらず、非常にパワフルな環境経営の実践手法ですので、ここで簡単にご紹介します。

東洋インキ製造は、2010年から、MFCA(マテリアルフローコスト会計)を生産部門や研究部門へ本格展開するとの事です。(出所:ITpro 事例データベース 日経情報ストラテジー 2009.12.14)

MFCA(Material Flow Cost Accounting:マテリアルフローコスト会計)は、管理会計の一つです。製造プロセスでムダに使われている原材料や部品といった資源やエネルギーに着目し、それらのムダを明らかにできることに特色があります。

MFCAでは、廃液や切屑、不良品などから生じる産業廃棄物に留まらず、これまでの原価計算や歩留管理で見込んでいた歩減も含めて、最終製品に組み込まれなかった原材料・部品、ならびにそれらの製造に用いられたエネルギーや加工費、設備の減耗を、各工程・プロセスでの"ロス(損失)"として認識し、それらを"負の製品のコスト"としてコスト評価を行います。

例えば、1枚100円の材料を100枚の投入し、1枚100円で加工後、良品が95枚産出される工程を想定します。これまでの歩留管理では、95枚以上の良品が製造される限り、この工程は問題とされず、標準製造原価としては、材料費単価約105円、加工費単価105円と想定され、95枚の加工で、材料費10,000円、加工費10,000円と計上され、良品の価値として不合格品の材料費、加工費が織り込まれます。


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