2009年のフリーソフト番付(Windows編)
ライフハッカーの年末恒例記事、一年のフリーソフト総まとめ「フリーソフト番付」(2008年版はこちら)。今年も、仕事にPCライフに欠かせなくなったものや、一度起動したきりでお蔵入りになったフリーソフトがあったことかと思います。今年を振り返る上でも欠かせないライフハッカー特選のフリーソフト17本をご紹介します!
Windows 7(β版、およびリリース候補版などなど)
今年はWindowsというOSにとっての大きな節目の年でした。そしてWindows 7は1985年から始まるWindowsの歴史のなかで、確固たるマイルストーンとなりました(これからご覧になる他のフリーソフトを見ても、ほとんどがWindows 7にどこか関連するものばかりです)。ですから、確かに、まだ安定したOSとは言えませんが、新バージョンのWindowsが「Windows版のフリーソフト番付」のTOPに挙げられるのは、至極もっともなことです。1月にβ版のダウンロードが始まり、しゃっくりのごとく断続的な出したり引っ込めたり、というプチトラブル。これはMicrosoftが臨機にトラブルに対処した(とはいえ、ライフハッカーとしては「MicrosoftはWebの力を過小評価していた」結果だと思ってます)ためと言えるでしょう。
そして3月にはリリース候補版を発表。フリーのテーマも豊富に用意されていましたね。
まだVistaを使っている、という方はVistaのSP2が5月に配布されていますので、セキュリティ確保のために早めにダウンロードしてください。まあ、それよりもWindows7に乗り換えてしまうのがイイかもしれません。そう思えちゃうほどWindows 7は期待に応えてくれたと言ってもいいでしょう。
Enigma Desktop 2.0 & Rainmeter
究極のデスクトップシリーズでもおなじみ、デスクトップカスタマイザー『Enigma Desktop 2.0』も今年リリースされたフリーソフトの一つ。多くのデスクトップイジリストや、デスクトップカスタマイズ初心者に、そしてデスクトップでGTDをサポートしたい人々に、デスクトップを思い通りに作る楽しみを与えてくれました。さらに、Windowsユーザーにはもっと簡単にEnigma デスクトップをいじれる『Rainmeter1.1』も登場。コードを1行も書かずに、Enigmaを扱えるようになりました。
「Windowsのデスクトップ上で、Linuxを扱えたらいいのに!」と思っていた方々待望のWindowsで走るUbuntu、『Portable Ubuntu for Windows』。バーチャル環境を作るのもいいですが、やはりこちらのほうがお手軽度は上です。
未だに「Windows XPへのダウングレード対応!」という新品PCが売れていることからも、根強くXPユーザーがいることが分かります。使い慣れたXPのままでいたい!という思いと、新しいOSを使ってみたい、という気持ちのせめぎ合いから生まれた、かどうかは定かではありませんが、その微妙な思いを実現してくれるフリーツール『Seven Remix XP』も、今年の番付に加えておきたいと思います。
OSのアップグレードに伴う作業、それは各種ソフトの再インストール。その面倒を見事に解決してくれたのが『Ninite』でした。米lifehackerでPick Upしたフリーソフトパックのほとんどが、『Ninite』でまとめてダウンロードできちゃいます。年末大掃除の一環で、OSをクリーンインストールするときにも重宝しますよ。
Windows 7 Shortcuts(AutoHotKey用)
Windows 7はその新鮮な見た目とは裏腹に、数多くの新しいショートカットを備えていました。でも気になるのは、XPやVistaのショートカットと機能が異なること。その小さいながらも確実なストレスになってしまう、微妙な差を見事に解消してくれたのが、米読者が作ってくれた『Windows 7 Shortcuts』。『AutoHotKey』を駆使した、XP・VistaでWindows 7のショートカットが使えるようになるスクリプトは、OS乗換をかなりスムーズにしてくれました。最新版はVersion 0.4になってます。
ライフハッカー読者にありがちな、「PCサポート代わりに電話が掛かってくる」現象。日々のタスクをこなす上での、大きな大きな障害になっているかと思いますが、そんな時にも重宝できるのが『Computer Repair Utility Kit』。USBメモリにこのキットと簡単な説明書を入れておいて、メンテナンスしたいときにはコレを使ってください、と回覧メールしておくといいかも。GTDをサポートしてくるツールと言っても過言ではないかもしれません。
ソフトが多くなってくるといつの間にか、デスクトップがショートカットだらけに。混沌としたデスクトップでは、なかなか思うように物事がはかどらないのも道理なのかもしれません。その混沌を整頓にメタモルフォーゼしてくれる『Fences』。散らばったショートカットを瞬く間に整理。見た目も綺麗な簡易ランチャーは、10月にバージョンアップして、現在は1.0が最新版です。
『Microsoft Security Essentialsが優秀だから、もうこれでいいのでは』と書いてはいましたが、やはりフリーAntiVirusソフトの定番、『AVG』の最新版が出たと聞いては、ワクワクしてしまいます。読者に聞いたアンチウイルスソフト5選のなかで、米読者が選んだのは『AVG』。フリーソフトに限った話ではなく、有料ソフトを押さえての堂々一位でした。
Google Chrome
2008年生まれの『Google Chrome』ですが、2009年も、引き続き話題の中心にあったフリーソフトの一つでしたね。5月に登場したバージョン2.0、9月にリリースされたバージョン3.0と、徐々に安定度を増してきました。新しもの好きにはデベロッパー版として公開されるのを逐一チェックした人も多いのでは?(現在は4.0.249.30-betaが最新版です)。2009年版のChrome パワーユーザーガイド(英語版)も合わせてどうぞ。
『Hulu Video Downloader』はテレビ・映画が合法的に共有されている動画サイト「Hulu」のコンテンツをローカルに保存できるフリーソフト、だったんですが、現在はHulu側でブロックしているため機能できなくなってしまいました。オンライン限定ですが、日本から見てみたい時はこちらの過去記事などをご参照あれ。
『Safari 4.0 Windows版』がリリースされたのも今年でした、が、バグが多かったのが玉に瑕。ブラウザ戦争においては、一歩後塵を拝している印象は拭えません。ブラウザスピードテストの結果では8ブラウザ中、同点4位でした。
Googleがつい先日発表したフリーDNSサービス。フリーソフト番付の観点からこのニュースで注目したいのは、『Namebench』というGoogle自身が開発したフリーソフトを使って、そのスピード優位を説明した、という点です(米読者による、GoogleのDNS・従来のDNS・OpenDNSの比較テスト表はこちら)。このソフトは、様々なDNSサーバをテストして、あなたのPCにとって最速のDNSを教えてくれる、というものです。
我々の仲間の多くを3D地図中毒者に陥らせた、Google Earthの最新版5.0β。この更新で、場所の経年変化を知ることができたり、海中ツアーを楽しめたり、世界を巡るツアーを体験できるようになりました。先般開催された「COP15」では、気候変動の予測などをGoogle Earthへダウンロードしてよりリアルに見ることができる取り組みも行われました。
今年もやっぱり真打ちはFirefoxでしょう。使っているうちにどんどんメモリの消費量が増えていく、旧来から続く悪名はまだ払拭できてはいませんが、7月の3.5のリリース、そして3.6β版のリリース(β1、2、3、4)を経て、デフォルトブラウザの地位を、さらに確立したことは間違いないでしょう。現在の正式版は3.5.6が最新版。2010年にはどんな進化を見せてくれるのでしょうか。
『Motion Detection』はWEBカメラを防犯カメラに替えてしまう、フリーアプリ。撮影対象に動きが生じたと感知したら、スナップ写真をFTP経由でアップしてくれる、というソフトです。ライフハッカーの日本版ではWEBアプリの「HighlightCam」も紹介していました。フリーでできるホームセキュリティですね。
2年ぶりのリリースとなった、Thunderbirdの最新版3.0。2.0のリリース時には失望せざるを得なかった、検索とフィルタリングツールの精度が改善されました。タブ付きのインターフェースを採用したのは、英断と言えるかも知れません。最近ログインしている人が少なくなっている気がしつつある、Google Waveもチェックできますしね。
オープンソースDVDリッピング&エンコードツール『HandBrake』は、先月のリリース。米読者が選ぶBESTメディアコンバータにも選ばれました。日本語化プロジェクトもありますので、ご参照あれ。
Windows版フリーソフト番付のラストは『DeskHedron』。仮想デスクトップを、3次元風に9つ配することが出来る、デスクトップツールのキラーソフト。デスクトップの広さが9倍になりますが、視線を送る箇所は一つ(モニタは一つですからね)なので、視線を移動する時間を省きたい、という人にはオススメです。ちょうど『Compiz Fusion』のCubeデスクトップ風になります。
2009年のフリーソフト番付、いかがでしたでしょうか? あなたの選ぶ2009年TOPはどれか、コメントで教えてください!
Adam Pash(原文/常山剛)
- 関連ワード:
- Windows Chrome OS デスクトップ Google Chrome ハッカー
ITトピックス
- レイプ犯がFacebookから逮捕

- 中国の各地でiPadの撤去が拡大
- ドコモ回線をさらに圧迫する懸念

- Wordのちょっとしたテクニック

- iPhone解約手数料カラクリに愕然
- iPad3発表予定日「その通り」

- "中華ステマ"壮観な荒らしっぷり

- 実はiPodに不満だったジョブズ氏

- "不味い"ブログ掲載し名誉毀損も

- au、Eメール障害の原因が判明

おすすめ商品
関連ニュース:Windows
- ドスパラ、Core i7-3820搭載デスクトップPC3機種MdN Design Interactive 02月13日10時28分(6)
- 「トータル1万円の値引きも現実的」――新生活向けキャンペーンが目白押し
ITmedia +D PC USER 02月11日20時15分(4) - Web学習管理システム『ScoreBook』の機能強化を行いVersion3.20の提供開始!
PR TIMES 02月14日11時14分 - メスや鉗子のトレーサビリティーに適した小型精密マーキング装置「MPX-90」を発売
@Press 02月14日11時00分 - Androidアプリで登場!位置情報と釣りを結び付けるジオメディア「GYOTAKU」がAndroid Marketで配信開始!
ドリームニュース 02月14日10時00分
ITアクセスランキング
- よ〜分からん? iPhone解約手数料のカラクリゲンダイネット 13日10時00分 (215)
- 「キンドル」4月に国内発売の報道 「ドコモ回線」さらに圧迫の懸念
J-CASTニュース 13日18時27分
(2)
- 中国のアップル調査、各地に拡大 iPad撤去も共同通信 13日19時08分 (6)
- ニール・ヤングはなぜMP3を嫌うか
WIRED.jp 14日08時00分
(6)
- お店の料理に「不味い」とネットでコメントすると名誉毀損もNEWSポストセブン 14日07時00分 (7)
- iPad3発表イベントは3/7?【湯川】Tech Wave 14日09時30分
- 最大約615万台の端末に影響!au、Eメール障害の原因が判明
ITライフハック 13日12時09分
(8)
- Wordのちょっとした区切り線をキーボードだけで引くテクニック【知っ得・虎の巻】
ITライフハック 13日13時00分
(3)
- auでも通信トラブル発生 それでも「一番ヤバいのはドコモ」だ!!?EXドロイド(エックスドロイド) 13日12時57分 (25)
- ドスパラ、Core i7-3820搭載デスクトップPC3機種MdN Design Interactive 13日10時28分 (6)
![ライフハッカー[日本版] ライフハッカー[日本版]](http://image.news.livedoor.com/newsimage/vender/lifehacker.jpg)















