不況、不況と言うなかれ!
世の中をじ〜と見つめてみると、ちょっとした「気づき」で、成功を引き寄せている企業は、まだまだたくさんありますよ。

■「安・近・短」が増える旅行業界
 昨今の不況や新型インフルエンザの影響で、旅行業界に元気がない。
 日本旅行業協会が発表している「旅行市場動向調査」においては、旅行業の景気動向指数は、2年前から連続して下降が続いている。シニア層の旅行機会は改善の兆しがあるものの、ファミリー層やOL層などは、まだ横ばいのまま低迷中だ。

 一方、お客様側の旅行ニーズとしては、比較的低価格でこぢんまりと楽しめる「日帰り旅行」や「1泊2日の近場ツアー」派が増えているという。
 近場旅行といえば、思い浮かぶのが東京の「はとバス」。はとバス広報担当の方に聞いてみると、「ここ3年ほどは、売上好調」とのこと。やはり、お客様の最新ニーズに合わせて、自在にツアー内容を組み替えられるのは、はとバスの強みになっているようだ。そして、その組み替えに対応できる添乗員の「実行力」も忘れてはならない重要な要素の一つである。

■「チェックイン」だけでも差をつけられる!

 さて、そんな旅行市場において、ユニークなアイディアでお客様を呼び込むホテルがあることをご存じだろうか?
 スキーの名所、あるいはオリンピックのジャンプ台で有名な、長野県白馬村にある白馬八方温泉「ホテル五龍館」がそれだ。
 このホテルの強みは、はとバス同様、「お客様のニーズ」をつかんで、ビジネスとして確実に「実行」に移しているところ。

 例えば、最終チェックインの時間もユニークだ。一般の“リゾートホテル”では、遅くても、24時くらいまでにはチェックインしなくてはならないのに対し、このホテルでは、金曜の夜は深夜2時までチェックインを受け付けてくれる。


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