突然だが今回は、「容疑者」の呼称についての見てみよう。
「容疑者」とはいわゆる「被疑者」の意味で、身柄拘束および逮捕がほぼ確実な人物の呼称として使われる。
読んで字の如く「容疑の者」だから「容疑者」である。
本来、「容疑者」ではなく、被疑者でもいいはずなのだが、何故「容疑者」と呼ばれるようになったのだろうか。

これは今から20年前にマスコミが一斉に使うようになったと言われている。最初に使ったと思われるのはNHKで、1989年より、更にさかのぼるロス疑惑事件がはじめだとされている。

三浦和義も当初は「さん」や「氏」などと報道されていたようだが、突如「容疑者」と呼ばれるようになった。
これを機に、他社媒体も追随して「容疑者」と統一されたようだ。
それ以降、上記のような身柄拘束が確実な人物を「容疑者」と呼ぶようになったとか。

「容疑者」の使われ方だが、初出は実名に容疑者と付けられることが多く、それ以降は「○○代表」や「○○元幹部」などの肩書きで呼ばれることがある。また、過去に「○○メンバー」とアイドルグループのメンバーに対して容疑者の呼称を使われなかった例もある。
ロス疑惑事件の三浦和義がサイパンで逮捕された際も各マスコミ共に呼称が異なったのは記憶に新しいところだ。
実際のところ、「容疑者」、「元社長」、「元被告」などマスコミによりそれぞれ見解が違うようだ。

最後に過去に容疑者の代わりに使われてきた呼称一覧を挙げておく。
元幹部
元社長
メンバー
司会者
所属タレント
タレント
狂言俳優
歌舞伎俳優
ボーカル
モデル
漫画家