「高速バス」が“高級化”で人気!年末年始は予約ぎっしり

写真拡大

年末年始の帰省や旅行、交通手段のご予定は? 高速道路のETC1000円特別割引により自家用車利用者が増え、高速バスや新幹線の利用者減がニュースになっている。そんな中、年末年始の予約はほぼ満席状態と、意外にも人気を集めている高速バスがある。その秘密は、充実したサービスにあるようだ。

【今や、高速バスにも1席に1台テレビが付く時代!】

近年、高速バス各社は他社との差別化を図るため、サービス向上に努めている。ブランケットやスリッパなどアメニティの貸し出しはもちろんのこと、個室のような空間作りやシートへのこだわりは、まるでエアラインのようだ。

7種類という多彩なシートタイプのバスをそろえるのが『ウィラーエキスプレス』。そのうち今年新たに導入したシートタイプは2種類。プライベートテレビ、PC充電に便利なコンセントを搭載し、幅64cmあるシートは142度までリクライニングする「ビジネスクラス」。カーテンで仕切れば個室のようで、航空会社も顔負けの空間の出来上がりだ。また、女性専用車の「プリマ」も導入。花柄のシートなど女性を意識した内装の3列シートで、こちらも両側カーテン付き。ほかにも、幅約80cmもある2列シートの「エグゼクティブ」や、4列の各シートに顔を覆うシェードが付いた「リラックス」などがそろう。

同社では、これらのバスを主に東京-関西路線に導入しているが「料金の高いシートから予約で埋まっていきます。年末年始だとレギュラーシートのバス以外は、ほぼ満席の状態です」と言う。レギュラーシートが4000円からであるのに対し、プリマは6400円から、ビジネスクラスにいたっては2倍以上の8800円から。それでも新幹線より安い価格にユーザーは価値を見出すようだ。

一方、高速バスに“豪華トイレ”を日本初導入した「キラキラ号」を運行するのは、『ロータリーエアーサービス』だ。バスの最後部座席一列分のスペースすべてをトイレに充てた、ウッド調の贅沢な造り。手すりがあり、洗面台も広く、女性が化粧直しするのにもゆったりとした空間だ。導入は約2年前。「もともと6:4の割合で女性客が多いので、このようなトイレを企画しました」と言い、女性客の評判も上々。こちらも年末年始はほぼ満席だ。

ほかにも、『VIP LINER』が昨年、業界で初めて東京-大阪間に低反発素材を使用したシートを導入するなど、“安くてツライ”イメージがあった高速バスが“高級な快適空間”に変貌してきている。東京-大阪なら約8時間、九州方面なら10時間以上の長距離移動。若干ではあるが、年末年始に空きのあるシートも。長時間の運転疲れや睡魔との闘いからも開放される高速バスを、一度利用してみては。【東京ウォーカー】

【関連記事】
ビルや信号機が迫り来る!はとバス「2階建てオープンバス」に乗ってみた (東京ウォーカー)
全国各地から参加!“バスガイド制服ファッションショー”って? (東京ウォーカー)
ホテル併設も!高速1000円で賑わう“進化系SA・PA” (東京ウォーカー)
渋滞回避に節約… 話題の「車中泊」の上手な利用法 (東京ウォーカー)
東京〜大阪の夜行ツアーバスに“女性専用”が登場 (東京ウォーカー)