インタビュー:ベッキー・クルーエル「カワイければいい」
――日本のアイドルやタレントで知ってる人はいましたか?
ベッキー:特別に好きな人はいないんですけど、知っている人は多いですね。名前がなかなか覚えられないんですけど、例えばしょこたんは結構好きです。あと、Buono!。――イギリスで好きなタレントやミュージシャンなどはいますか?
ベッキー:あまり、別にこれといって無いです。好みが広いんですよね(笑)。――もともと自分がやりたかったことや、就きたい仕事はありましたか?
ベッキー:昔からずっと、今もまさにそうなんですけど、語学とアートに携わる仕事がしたいと決めていました。――それはこうして、来日してみて、盛り上がっている様子を実感しても変わらないですか。
ベッキー:これは多分、一過性のものだと思うので(笑)。日本が好きだから、そういう仕事に就いて、日本に来たいですね。――日本以外にも好きな国はありますか?
ベッキー:フランス語とスペイン語を勉強しているので、フランスとスペインには興味があるんですけど、国というよりは語学が好きなんですよね。日本はどちらかと言うと、日本語というよりは、日本自体が好きなんですよね。――11月に発売されたコンピレーションアルバムでは「男女」と「遠い空 雲をくぐり」の2曲を歌われていますが、1曲分の日本語詞を覚えるのに、どれぐらい時間が掛かりました?
ベッキー:何時間も掛けて全部を覚えたんじゃなくて、基本的にはアルファベットで書き換えた歌詞があったので大丈夫でした。レコーディングするのが初めてだったので、みんなが気を遣ってくれて、私が上手く歌えるようにしてくれました。――今まで、歌手になりたいと思ったり、実際に歌を練習したことはありますか?
ベッキー:もともと踊りは大好きだったんですけど、歌は嫌いだったんです。自分がそんなに歌が上手いとは思っていなかったし。最初はそれをレコーディングするなんて「もう嫌だー!」と言っていたんですけど、今はもう変わっちゃって、結構楽しんでいますね(笑)。――自分の歌声を最初に聴いた時の印象は如何でしたか?
ベッキー:自分の声だというのは分かるけど、「こんなにすごくいい声なのか?」という印象でした(笑)。――日本語で好きな言葉は?
ベッキー:「ね」が好きなんです(笑)。カワイイですね。「ね」って色んな意味があるじゃないですか。色んな所で使えるから、そういうのがすごく好きなんです。英語にはそういう意味が無い様な、それでいてすごくいっぱい意味があるような言葉が無いので。――これまでにも色んなコスプレを披露されていますが、自分が好きなファッションはどんな感じですか?
ベッキー:カワイイ系が好きなんですけど、今日着ているようなのものがすごく好きです。――これは私服なんですか?
ベッキー:借り物なので、残念です(笑)。