蜂蜜というとスーパーで売られている黄色い色をしたものというイメージがありますが、実際はもっと豊富な色彩をもった食品なのです。

4月に本物の蜂蜜についてのコラムを書きましたが、その続きです。

日本で見かける蜂蜜はどれも「黄色」く「透明」のものばかりで、多くが中国産や南米産と表記されていることや、成分偽装が多く「純粋はちみつ」と書いてあるものでも、日本に存在しない植物が検出されることがあるということを書きました。

前回のコラムを書いてから、フランス全土から集めた30種類以上の蜂蜜があることを細々と紹介しているのですが、最近ではいろいろなお店のシェフやパティシエの方々から、料理や菓子によって蜂蜜を使い分けるということを教えてもらえるようになってきました。

実際、蜂蜜の種類についてパリのお店(「蜜蜂たち(レザベイユ、les Abeilles)」というお店です)に確認をしてみると、白いものから茶色いものまで花や木の種類によって見た目も風味も異なるものがあるとのことで、地域に生息する植物によってかなり違うとのことでした。

オーナーで養蜂家のシャクマンデス氏は、世界中の養蜂で多くの抗生物質を使って蜂が傷ついているので、もっと自然の姿のままで蜂を労わらないと、蜂蜜が採れなくなるだけではなく、農業全体が大変になるといった話しをしていました。

蜂蜜というと料理やお菓子にとっては脇役なのですが、農業生産の観点からすると、蜂蜜ができているということは、その植物の受粉が行われているということでもあるので、そういう意味では、個性ある蜂蜜をそれぞれ大切にできたらなぁと思います。

ちなみに、8種類をピックアップしてもらった蜂蜜がこちらです
全ての色が異なっていて、味もまったく違います。

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