「プロボクシングWBC世界フライ級選手権 内藤大助×亀田興毅」(TBS) 2009年11月29日 19時58分〜

   試合内容の話ではない。それはボクシングファンにまかせるとして、「年間王者や」と亀田興毅が吹いているように、どん底TBSがこの中継で43.1%の視聴率を取ったことについてである。スポーツ紙は大騒ぎ。クスリ騒ぎや大相撲にも勝った勝ったと大喜びだ。ついでに稼げとばかり、TBSは翌30日まで「決戦の裏側ドキュメント」と称して緊急SPを放送する悪乗りぶりだ。これは10%少々。

   確かに2007年に弟・大毅が反則だらけの酷い試合をして、世間の袋叩きに遭い、兄の興毅が謝罪した顛末はあった。あれで禊が済んでいるとボクシングで儲けたい連中は考えているかもしれないが、テレビを批評する側から言えば、ちょっと待てなのだ。

   そもそもかつての亀田家に対するチヤホヤ振りからして、TBSの態度は間違っていた。国民みんなの財産である公共の電波を使い、挨拶も碌に出来ない、スポーツマンとも言えない顰蹙ものの一家のヨイショ(ただ、ひとえに数字が稼げるから)に狂奔していた。これが放送局といえるのかと疑問だった。ほとぼりが醒めて、今回は興毅選手もフェアに戦い、視聴率が高い数字を取ったから、ファンのニーズに応えたのだと慢心してもらっては困る。

   ほとんどTBS御用達のような一家を増長させたのは、この局に責任があるのだ。肝に銘じて、今後また、かつての様な傲岸不遜に戻らせないように監視をする、金を出すが口も出す気概が必要である。

(黄蘭)

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