広告のキャラクター(人物)に名前を付けるとき、適当につけるのか、意味を持って付けるのか。
できれば、根拠を持って付けたいなと思ったときのヒントを一つ、お伝えします。

◆最近の子どもの名前は、読みづらい・・・というか、読めない。

 私の名前は洋(ひろし)です。関口宏、舘ひろし、生島ヒロシ、五木ひろし、角川博、かまやつひろし、黒鉄ヒロシ、猫ひろし、三上博史、柳生博、・・・。世の中で「ひろし」という名前を探すと、実に多くの方がいらっしゃいますね・・・。

 さて、最近、子どもに、読みづらい名前をつける親が増えたという。宇宙(そら)はまだなんとか読める(?)にしても、絆(はあと)、勇気(ふぁいと)になるともうお手上げ。個性を出したいという親心もわからないわけではないが、読めない名前をつけてどうするの?と言いたい状況。特に、学校の先生にとっては、何とも悩ましい問題であるように思う。

◆私が実際に行った、人物名の付け方は・・・

 さて、私はかつて、マンガのシナリオやコピーをつくる仕事をしていた時期があった。マンガではさまざまなキャラクター(人物)を登場させる必要があるのだが、そのときの名前をどうつけるか。実は名前ひとつにもクリエイティブのアイディアがあると思う。

 たとえば、ターゲットを若手の社会人と設定してみた場合、おそらく、私が主人公につける名前は、男性なら「達也」「大輔」「拓也」、女性なら「愛」「麻衣」「彩」だろう。それはなぜか。答えは「ターゲットの年代にその名前が多いから」だ。

 一人でも多くの人に興味を持って読んでもらいたい。そう考えた場合、自分と同じ名前や友人・知人と同じ名前が何度も出てくるマンガはやっぱり気になるし、結果的に感情も移入しやすいようだ。これは、“お金をかけずにできる注目のさせ方”の一つである。


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