99年と00年には来日して、プロ修斗に出場経験があるデニス・ホールマン。00年4月の大阪で対戦した宇野薫も今年UFCにカムバックを果たした

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ラスベガスのザ・パールで、5日(土・現地時間)に行なわれる「The Ultimate Fighter Heavyweight Finale」。TUFシーズン10準決勝の模様は2日(水・同)に明らかになるため、今回はアンダーカードの注目ラインナップにスポットを当ててみたい。

2005年10月以来、4年2カ月振りのUFC参戦となるデニス・ホールマン。とはいっても、1996年のMMAデビュー以来13年のキャリアで、UFCのレギュラーとなったことは一度もない。

ズッファ体制になる直前、99年12月に行なわれたUFC-Jでオクタゴンデビューを果たし、マット・ヒューズを腕十字で破っているホールマンだが、以来、10年を経て彼がUFCに出場したのは4試合のみ。01年9月にジェンズ・パルバーが持つUFC世界ライト級王座挑戦経験もあるが、その後のUFC出場の機会は05年10月のフランク・トリッグ戦まで巡ってこなかった。

トリッグ戦敗北の1年4カ月後に、一番最近のオクタゴン=ホルヘ・リベラと対戦したホールマンは、ウェルター〜ライト級、再びウェルター級を経て、遂にミドル級とUFC三階級で戦ってきたことになる。

元はといえばAMCパンクレイション、マット・ヒュームの秘蔵っ子で、重量級のジョシュ・バーネット&軽量級のホールマンと呼ばれていた逸材だ。ギロチンからスイープ、各種サブミッションを得意とし、現在は自らのジム=ビクトリー・アスレチックスを率いている。

ヴィトー・ベウフォートを除くと、フランク・トリッグ、フィル・バローニ、そしてティト・オーティズとこのところUFCではカムバック・ベテラン組の厳しい戦いが続いている。ホールマンはアマチュア・パンクレイションを含むと、70戦の実戦&キャリアを有しつつも、まだ34歳になったばかり。その経験+可能性をジョン・ハワード相手に見せつけることはできるだろうか?

そのハワードは、ボストンのワイクー・ジムというムエタイベースのジム所属ながら、得意技が「ホールド」という勝利至上ファイターだ。クリス・ウィルソン、タンダム・マックローリーと対戦し、UFCデビュー以来2連勝中だが、二つの勝利ともにスプリットデシジョンという際どい内容だった。

SHOMMA出場から一転、ストライクフォースではなくUFCを選択したホールマン、大舞台で一花咲かせるには、ハワード戦をどのような形であっても乗りきる必要がある。

■TUF10発表済み対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョン・ジョンズ(米国)
マット・ハミル(米国)

<ライト級/5分3R>
フランク・エドガー(米国)
マット・ビーチ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブライアン・スタン(米国)
ロドニー・ウォレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・ハワード(米国)
デニス・ホールマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ボチェック(カナダ)
ジョー・ブレーマー(米国)