危機感欠如に不況のあおり。すっかり元気がなくなっている日本市場に投資マネーの冷徹な現実が突き付ける。

ある調査会社の調べによると、米国のプライベートエクイティの
資金が、海外にどれだけ投資されたかを示す表によると、
2003年 日本は、14億ドルの投資が米国よりなされている。
同時期の、中国への投資は、わずかに7億4000万ドルである。
が、しかし、2007年になると様相は一変する。
日本は4.8億ドル 中国 18.9憶ドル そしてインドが20億ドル
である。

完全な逆転である。

日本のマクロの動きを見ても確かに当然かもしれない。
少子高齢化=労働力の減少=購買力の減少=マーケットの縮小、である。
一言でいえば、魅力なし。

仕方のないことだが、人口比率から考えても起業家の数が
当然、中国、インドに比べ少ない。きらり、と光る企業の数が
少ない、すなわち投資の魅力がない、ということである。

では、海外で活躍すれば良いではないか、という指摘があるが、
感覚的にもわかるが、日本人は一般に海外に弱い。
お隣アジアの中国市場ですら、欧米と韓国企業が群を抜いていて、
明らかに追い抜かれている。日本企業の活躍は、ニュースでは
象徴的に報道されているが、車、携帯電話(家電一般)、ゲーム、
多くの市場は、欧米または韓国もしくは自国の中国企業で占めて
しまうのである。
日本の企業は、案外、見当たらない。

では活路はないか、というとそうではない。
社会インフラの部分、例えば、上下水道の設備技術、浄化技術、
環境関連の設備技術、これは、十分海外で通用できるもので、しかも、
ひと世代古いのでも十分間に合うのである。

でもこの説明は、結局、投資資金は、他のアジア諸国に流れていくことを
意味し、また、社会インフラが行えるのは大企業であるということ。
いずれにせよ、企業に投資する資金は、日本には落ちてこない。

起業家の数が圧倒的に少ない日本。今の未曾有の不況で、さらにその減少に

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