「2010年新卒の就職活動は長期化する」というコラムを書いたのが1月18日。それから約1年が経過し、一旦総括しておこうと思いまして…。

早稲田大学の学生(現大学院生)と始めた「就職活動支援」でしたが、夏までには大方の活動が終わり、今では皆さん卒論やバイトに明け暮れている毎日とのこと。本当に良かったと思います。

結局、面接という短い時間に自分をいかに伝えられたかによって結果が分かれるという意味においては、他の応募者との「戦い」だったのかもしれません。

しかし、応募書類のチェックや面接の練習を手伝ってきた感想としては、就職難だと言われれば言われるほどに、「戦い」のスタンスはマイナスに働いたのではないかという疑問が残ります。

かなり前に予備校で講師をしていたこともあって、当時は高校生の生徒達に「受験に勝ち抜く」ことを伝えてきましたが、それは「必勝法」があってのこと。

勝ち方を教えられるからこそ「勝ち抜け」と言えるものであって、本来「就職活動」には最低限はあれど「必勝法」はありませんから、そこをきちんと理解して就職活動をしていけば、それなりに結果が得られるのだと、当事者ではないのですが、ある意味「有効な手段」に近いものを確認できた1年だったとも言えます。

また、今年の就職活動においては、世の中で「必勝法」と言われている「自己PR」がまともに機能していないケースが多く、書類選考でなかなか通過できないと悩む学生たちもいました。実際、添削をしてあげても、全文書き換えに近い学生も多くいましたので。

もちろん自分の言葉で伝えることも、自分が何をしてきたのかを伝えることも、自分がどうしていきたいのかを伝えることも重要ではあるのですが、意外にも、自己PRがまとまり過ぎて「うま過ぎる」ため敬遠されるというマイナス効果も見受けられる事もありまして。


続きはこちら