ユーロ2008などでフランス代表の正GKを務めたパリ・サンジェルマン(PSG)のグレゴリー・クペ(36)が28日のオセール戦で左足首を骨折、最短でも全治3ヶ月と診断された。レキップ紙が報じた。

 クペはオセール戦の82分、ゴールライン際のボールに飛び出して足を滑らせ転倒、左足を強くひねった。近くにいたDFのシルバン・アルマンが試合直後にカナル・プリュス局に語ったところでは、「骨がストッキングから飛び出しているように見えた」というほどの重傷で、一時は選手生命を危ぶむ声もあった。

 すぐに病院に運ばれて手術を受けたが、脛骨や腓骨に損傷はなく、最悪の事態は免れた。本人はリハビリに取り組む意思を明らかにしており、これで現役にピリオドを打つ考えはないようだ。クペのPSGとの契約は2011年まで残っている。回復が順調ならシーズン中に復帰できる可能性もある。

 クペはリヨン時代の2007年8月にも十字靭帯断裂の重傷を負ったが、5ヶ月後には復帰を遂げ、フランス代表GKとしてユーロ2008出場を果たした。その後アトレティコ・マドリーに移籍したものの、満足な活躍ができず、今季からリーグ・アンに復帰。PSGではリーグ4位の守備力(13試合で13失点)に貢献していた。

 PSGにとってチームリーダーの役割も担う守護神の離脱は痛いが、成長著しい第2キーパーのアプラ・エデル(アルメニア代表、23歳)に期待しており、代役を補強する考えはないようだ。