石原知事、蓮舫氏発言を「白痴的」とメッタ斬り

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 東京都の石原慎太郎知事(77)は27日の定例会見で、来年度予算概算要求の無駄を削り込む政府の行政刷新会議(議長=鳩山由紀夫首相)の事業仕分けについて、科学技術予算が削減されたことに猛反発。次世代スーパーコンピューター開発をめぐる民主党の蓮舫参院議員(41)の「世界1位を目指す理由は何ですか。2位じゃだめなんですか」発言を「文明工学的に白痴的」などとメッタ斬りした。



 記者団の質問に答えたもの。科学技術に理解ある知事は「文明の進歩は全部技術がもたらしたもの」と歴史をなぞりながら持論を展開。“必殺仕分け人”と呼ばれる蓮舫氏の発言を粉砕した。

 「歴史を文明工学的にながめて技術は絶対に必要。これは大事なことなんですよ。それをなんか知らんけど、だれかがね、『スーパーコンピューターはどうして1位じゃなきゃだめなんですか。2位じゃだめなんですか』って。2位はない! スーパーコンピューターに2位はない! 1位しかない! その1位を獲得しようというときにね、ああいうねえ、もう全く文明工学的に白痴的なね。だれがどう言ったか覚えていませんけどね。新聞報道によると。スーパーコンピューターはなんで2位でいいのか。2位はないんですよ。先端技術ってのは2位はないんです。これを歴史の原理ってものを知らずにね。ああいうただ金目を減らせばいいっていうね。国家の本当の原動力を阻害したらこの国はもたないと思いますな」などと繰り返し批判した。



 名指しこそしなかったが、13日の事業仕分けで蓮舫氏がスパコン開発を進める独立行政法人・理化学研究所に放った発言。一部で「何様のつもりだ」などと激しくバッシングされた。開発予算276億円は事実上凍結のジャッジが下され、サイエンス系のノーベル賞受賞者らが反論会見を開いたり首相官邸に乗り込む騒動になった。

 理系出身の鳩山首相をはじめとする政府は判定を見直す考えを表明。蓮舫氏は政府の判断に従うとしており、予算復活の見通しが立っている。

 知事は事業仕分けじたいは「削るものはたくさんある」「産業と役所の癒着を暴いているからいい」「期待している」などと評価しつつ、「技術に関してはあの発言は論外」と述べた。

 連日の公開事業仕分けは国民にとっては分かりやすい。一方でやたら攻撃的な蓮舫氏には批判も少なくない。知事は「役人を吊るしあげれば国民は快哉を叫ぶだろう、そりゃ。(会場が)立ち見が出るほど満員なのは結構だけど、ある意味じゃ怖い気もするね。人民裁判みたいになって国民が溜飲を下げても、できてくる予算が執行されるときにこの国を狂わせてしまったらエラいことになりますからね」と政府に冷静な判断を求めた。(渡辺高嗣)

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