■第6試合 ライトヘビー級/5分3R
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
Def.1R1分56秒/TKO
ルイス・カーン(ブラジル)

プレッシャーを掛けるカーンに、距離を計るホジェリオ。サウスポー同士の一戦は、右ジャブがオクタゴン中央で交錯する。ケージ際に下がり、左へ回るホジェリオは、左から右を伸ばし、中央へ戻る。ここで右ジャブから左フックをヒットさせたホジェリオは、駆け足状態で下がるカーンを追い掛けて、さらに左で顔面を射抜く。

ケージに押し込まれ、逃げ切れないカーンに対しホジェリオは首相撲の態勢をとる。そのクリンチを解いたところで、カーンが左フックを繰り出すが、一瞬早くホジェリオの左がヒット。後方に倒れ込んだカーンにパウンドを落とし、TKO勝ちとなった。

「ここで戦えて嬉しい。凄く大きなチャンスだった。また、このプロモーションで戦いたい」というホジェリオは、「カーンがフックを多用することは研究して分かっていた。ハードトレーニングを積んで対策した」と言葉を続け、UFCデビューウィンを飾ったオクタゴンを後にした。

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