12日にバイク事故に遭ったトッテナムのイタリア人GKカルロ・クディチーニ(36)が、手術を受けてから一週間となる21日に退院した。だが、トッテナムのハリー・レドナップ監督によると、クディチーニが今シーズン中に復帰することは難しいようだ。

レドナップ監督は「彼は残りのシーズンも離脱すると思う。選手がバイクに乗ることなんて考えたこともなかった。彼がバイクを持っていることすら知らなかったんだ。選手たちにバイクを使うことは許していないし、今後はもうしないと確信している」と話している。

右手首と骨盤の手術を受けたクディチーニは現在、松葉杖の助けを借りて動くことができるという。クディチーニはクラブの公式サイト上で、次のように語った。

「手術はとてもうまくいき、すでに手首を動かしている。骨盤に関しては、ドクターが毎月チェックしたいと言っているよ。11週間後に松葉杖なしで動けるようになり、準備を始めることができる」

「たくさんのメールやメッセージをもらったよ。チームメートたちやトッテナムとチェルシーのファン、それぞれのクラブで一緒に働く人たち、トッテナムのこともチェルシーのことも応援していない人たちからもね。みんなに感謝したい。それらのおかげで、ずっと気分が良くなかったからね」