インテルはジェノアの2選手を獲得したいと考えているようだ。ジェノアからバーリにレンタルされているDFアンドレア・ラノッキアに関する噂は以前からあったものの、マッシモ・モラッティ会長が狙うのは1人だけではない。ラノッキア獲得と同時に、MFジャンドメニコ・メストの引き抜きも検討しているようだ。

インテルとジェノアは20日、ミラノにあるインテルのクラブオフィスで話し合いを行ったようだ。議題はもちろん、今後の移籍市場についてである。

インテルのテクニカル・ディレクターを務めるマルコ・ブランカは、ラノッキアに対する関心を明かしている。同選手はこの夏に移籍金設定額が1500万ユーロ(約20億円)まで上昇したと考えられ、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、さらに額を引き上げたい意向のようだ。

一方のインテルは、2200万ユーロ(約28.5億円)を用意して、ラノッキアとメストの獲得に動くと考えられる。両クラブは良好な関係を築いているため、ジェノアとしては金銭面だけの取引は望んでいない。この関係を生かして、インテルで出場機会を与えられていないFWマルコ・アルナウトビッチのレンタルを要求する可能性もあるだろう。