ハンドメイドで400冊限定。1冊60万〜80万円の図書館写真集が話題になっている。価格も凄いが・・・中身を覗くと、凄く考えさせられる。

トルコ人写真家のAhmet Ertug(アフメト・エルトゥウ)さんがヨーロッパ各地の歴史的な図書館を巡り撮影した特大サイズの写真集=「Temples of Knowledge」である。

Ahmet Ertug氏の公式ホームページを、ぜひ覗いていただきたい。
その美しさに、圧倒される。
例えば、こうである・・・。



フランスの国立図書館である。
荘厳とは、こういうことだ。





















イタリアの国立マルチアナ図書館。
段違いである。




















ポルトガルのマフラ国立宮殿図書館。
ただ美しい。



















比較したくはないが・・・
これが、ニッポンの国会図書館である。
HPの写真を転載させていただく。
もっと立派なはずなのに、
せめて、もう少しマシな写真はないのか。
図書館とは何かを伝える気がない。とほほ。

中は・・・












入り口は・・・












どうだろう、、、この違いは。。。
荘厳なフランスの国立図書館が機能的かと言うと、、、実は、使いづらいかもしれない。しかし、利便性を遙かに飛び越えた機能を感じる。

人間が創造してきた歴史や知識への畏敬の念がある。
知性とは何かを身体で感じられる張りつめた空気がある。
こういう施設が子供達の側にあることが、一番の教育だと思う。
こういう図書館が街にあることが、一番の街づくりだと思う。


先日まで、事業仕分けのニュースが世間を賑わしていた。税金の無駄遣いにわかりやすいメスを入れることは大事なことである。賛成だ。

しかし、その公開の場でのやりとりを聞く限り・・・今後、日本に、世界に誇れる図書館が生まれてくる気がしない。

何に役立つのか。
お金は適正なのか。
競争契約かどうか。
それは、人間らしい「真の理性の論争」ではない。
税金の無駄遣いという問題を創り出してきた官僚を、変わらない論点で詰めているだけにしか聞こえてこない。



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