元町夏央の短編集「熱病加速装置」が11月30日に小学館より発売される。

「熱病加速装置」は、自分の居場所がないと感じている少年と転校生の少女の淡い恋を描いた表題作「熱病加速装置」のほか「てんねんかじつ」「包帯」「橙」と、元町の初期作品を集めた短編集。元町のエネルギー溢れる衝動が詰まった、ちょっとエッチで甘酸っぱい1冊だ。

さらに単行本の帯では花沢健吾、浅野いにお、ミュージシャンの小出祐介(Base Ball Bear)が推薦文を寄せており、その熱いコメントにも注目したい。

また元町が参加したオムニバス作品集「九段坂下クロニクル」も、同じく11月30日に発売される。「九段坂下クロニクル」は、月刊IKKI(小学館)が主催する新人賞イキマン単行本部門から生まれた初の単行本。元町の「ごはんの匂い、帰り道」のほか、一色登希彦「スクリュードライブーらせんですすむー」、朱戸アオ「此処へ」、大瑛ユキオ「ガール・ミーツ・ボーイズ」の4作品が収録される。

なお元町は11月27日発売の月刊!スピリッツ1月号(小学館)より、新連載「ふわり!」をスタートさせる。

花沢健吾の帯コメント

元町夏央は童貞男子目線で物語を描くことのできる数少ない女流作家だ。中2病のあの何だかわけのわからないリビドーをいとも簡単に描いてしまうんです。たぶん前世は中2男子だったのでしょう。

浅野いにお帯コメント

元町さんの描く女の子の、ウチモモに挟まれて死にたい。

小出祐介(Base Ball Bear)の帯コメント

元町さんの作品からは体温、肌の匂いを感じます。そしてそれは、じわっと熱くて。忘れていたあの感触が思い出されます。