イオンは、今月より、ペットボトル入りのボージョレ・ヌーボーワインの販売を開始しました。ペットボトル入りワインは、コスト削減と環境負荷低減を両立する、正にLeanでGreenな商品ですが、なかなか普及していません。本稿では、その理由と、商品提供者と消費者それぞれとが取るべき行動について考えます。

イオンは、今月より、ペットボトル入りのボージョレ・ヌーボーワインの販売を開始しました。

ペットボトル入りの商品は、軽量化により、空輸コストを削減できると共に、使用燃料も削減されます。実際にイオンはボージョレ・ヌーボーを、初めて3桁の980円という価格で提供していますが、その一因として、空輸コストの削減があった事をそのプレスリリースで明言しています。正にLeanでGreenです。

イオンに限らず、ガラス瓶からペットボトルへの容器の転換は、ウィスキーなどのハードリカーでも起こり始めています。しかし、その動きはなかなか広がっていません。最大の理由は、消費者が、環境負荷の低減を価値としてまだ余り認めていないからでしょう。

ワインやハードリカーのような嗜好品では、ボトルの重厚感などの雰囲気まで大切にされます。やはり、ペットボトルではガラスの質感には敵いません。

我われ消費者が、質感より環境負荷の低減に価値を置くようにならなければ、ワインやウィスキーなどのペットボトルへの転換は進みません。しかし、半分は慣れの問題ではないでしょうか。

例えば、焼酎や日本酒では、ペットボトルや紙パックが一般的です。また、格式張らずに気軽にワインを楽しむがぶ飲みワインや家で飲む家飲みといったスタイルが広がりつつあります。グラスに気を遣えば、ペットボトルや紙パックからでも、雰囲気を損なう事なくお酒を楽しめます。


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