飲食関連の求人はこの景気下であっても比較的数が多い。

写真拡大

昨年のリーマンショック以来、労働者の「心の健康」に注目が集まっている。

11月2日、メンタルヘルスサービスを提供するピースマインドが、男性3647件・女性3317件を対象に行ったリーマンショック後のうつ傾向のカウンセリング利用者の調査&分析の結果では、2008年10月から2009年3月までの間にカウンセリングを利用したという人が47%から60%に増加、特に40歳代の利用者の増加が目立ったという。

相談内容も多岐に渡る。家族や職場の対人関係は時期に関係なく上位だが、「仕事の質」に関する相談は、リーマンショックを境に12位から5位に上昇した。

また、同社では株価とうつ病との相関関係の可能性にも触れており、「リーマンショック後から今年の3月にかけて『うつ傾向』が増加、4 月以降は横ばい。この動きは、日経平均株価の下降と下げ止まりの時期と一致している」、「『うつ傾向』のピークと株価底値の時期が一致している」といったコメントをレポートに添えている。

もちろん、職場が辛いからといって、すぐに逃げ出せるものではないのだが、リクルートエージェントの「転職世論調査」(登録者4514人を対象)の結果でも、転職活動を始めた理由が「リストラや会社の倒産などでやむにやまれず」(21.4%)、「会社の将来に不安を感じて」(14.8%)などネガティブな理由が多いようだ。

だが、そんな沈滞ムードの中でも、飲食関係で働く方々はけっこう元気なのでは、と思わされる調査結果もある。

飲食業界の求人サイトを運営するシンクロ・フードの調べでは、10月の応募総数は前月比32%増加。応募数の増加は季節要因なども考えられるため、一概に活気があるとはいえないものの、頼もしいのは転職の理由だ。1位はスキルアップのためで48.2%とほぼ半数を占めている。その他にも、「飲食店が好き」、「経験を活かしたい」などポジティブな転職理由が続く。

飲食関連の求人はこの景気下であっても比較的数が多く、一度求人広告などを覗いてみるのも決して損はないはずだ。

フード関連のお仕事はこちら
■社員探しはコチラから

■副業・アルバイトはコチラから