一見して筋肉量が増えたことが伺える計量時の大沢ケンジ

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明日18日(水・現地時間)、WEC44でアントニオ・バヌエロスと対戦する大沢ケンジ。計量を一発でパスし、仕上がりも上々、この一戦にWEC勝ち越しを賭ける大沢の試合直前の意気込みをお届けしたい。

――体が大きくなっていますが、減量の方は問題なかったですか。

「フィジカルを強化したことで、代謝があがって体重も思った以上に順調に落ちました。年齢に打ち勝ちました(笑)」

――公開計量で対戦相手のアントニオ・バヌエロスを目にして、どんな印象を持ちましたか。

「まぁ、映像で見た通りフィジカルも体力も凄そうですね。根競べのような試合になるんじゃないかと思います」

――組まれて押し込まれることを想定しているというわけですね。

「そうされないように戦える技術はあるつもりなんですが、まぁ、余り自分を過信せずに組まれることも想定しています。いや、組むというかパンチを振り回して近づいてくるタイプなんですけど、僕の戦い方はどういう風に仕掛けてきても対応できるスタイルだと思っています」

――前蹴りで、バヌエロスが前に出て来られなくようになる戦い方に期待しています。

「ちょっと、見ていてください(笑)。まぁ、色々工夫しているところがあるので」

――ここで勝ち越して、来年に飛躍したいところですね。

「正直、この試合で勝たないと先はないです。しっかり勝ちたいですね」

――バンタム級では、前田吉朗&水垣偉弥選手が既に世界王座にチャレンジしているので、早く彼らに追いつきたいという気持ちは?

「そこは意識してもしょうがないですし、そういう部分で変にエネルギーは使いたくないですね。一戦一戦を勝って、息の長い選手になりたいです。そのためにも明日は負けられないです」