Wii向けソフト「NewスーパーマリオWii」が米国で発売、その評判は?

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日本では12月3日に発売される任天堂のWii向けソフト「NewスーパーマリオブラザーズWii」。懐かしくも新しい横スクロールタイプの「スーパーマリオ」の新作とあって、発売を楽しみにしているファンは多いが、米国ではひと足早く11月15日に販売が始まった。米国ではどのような評価を受けているのか、米メディアの反応を少し見ていこう。

米紙ニューヨーク・デイリーニュースは、ニューヨークのロックフェラーセンター内にある任天堂の旗艦店「Nintendo World Store」(旧ポケモンセンターNY)の発売日の熱狂ぶりを伝えている。冷たい雨が落ちる発売前日の14日にはコスプレをしたファンを含む数百人が詰めかけ、列を作ったそう。その中の一人、1986年以降ずっと「マリオ」シリーズのファンで、この日は5時間以上並んだという大学院生のフリオ・サルミエントさんは「神に感謝したい」と、新しい「スーパーマリオ」を手にしたことに興奮気味だったようだ。

米紙ニューヨーク・タイムスは「NewスーパーマリオWii」のレビューを更新。これまでのシリーズが1人でプレイすることに集中していれば良かったのに対し、今作は“パーティゲーム”の趣を持つマルチプレイ(最大4人)による難易度の高さを説いている。それぞれのプレーヤーの性格や、「スーパーマリオ」シリーズの経験値の違いによって、画面内が混乱状態になるためだ。ちなみに、単独プレイでも難易度は高いようで、最近の「スーパーマリオ」シリーズだと、Wii向けソフト「スーパーマリオギャラクシー」よりも難しいと評している。

同じくレビューを更新した米サイトArts Technicaは、マルチプレイによる新しい面白さを評価。しかし、これを楽しもうと思うと「1つの場所に4人のプレーヤーをまとめて集めなければならない」ため、オンライン対応にしなかったことは機会損失だとしている。ただ、レビューは全体的に好意的で、そのままでも素晴らしいが、オンライン対戦とボイスチャットが実現できていれば、より素晴らしいものだったという論調だ。

また、米サイトMTV.comのレビューでは、4人のマルチプレイを「カオス」と表現しているほか、もう少しパワーアップのバリエーションが欲しかったと、注文も忘れていない。

「NewスーパーマリオWii」は横スクロールタイプの「スーパーマリオ」の新作。これまでの「スーパーマリオ」シリーズにはなかった新システムとして、最大4人での同時プレイや、プレイヤーが8回死ぬとお手本を見せてくれる補助機能「Super Guide(スーパーガイド)」などが搭載されている。