イタリア代表は14日、国際親善試合でオランダ代表と対戦し、試合は0−0のスコアレスドローに終わった。この試合で初招集ながらスタメン出場したMFアントニオ・カンドレーヴァは、アルベルト・ジラルディーノの近くで高い位置からプレッシャーをかけ、好スタートを切っている。その後、前半の途中からはチーム同様に試合から少し消えてしまったが、後半は途中交代となるまで再び調子を上げていった。

つまり、全体的にはまずまずのデビューとなった。プレーそのものよりも、その姿勢が前途有望だったと言える。コンスタントに相手陣内を攻め入ろうとしたことや、より難しい選択肢をとろうとする勇気、パスの確実さなどは前途有望だ。一言で言えば、こういったレベルで違いとなる、パーソナリティーがあるということである。

カンドレーヴァは決して簡単ではないデビュー戦で、自分の役割だけにとどまらず、非常に冷静に立ち向かうことができた。もちろん、忘れらないほど素晴らしかったということはない。しかし、マルチェッロ・リッピ監督に対して良いメッセージを送った。そして同監督も、カンドレーヴァを称賛している。

イタリア代表のチームマネージャーを務めるジジ・リーヴァ氏も、カンドレーヴァに対して次のように賛辞の言葉を送っている。

「本物の才能だ。代表でのここ数日の彼を見て、そう言える。強い相手やデビューへの気負い…試合では困難にぶつかることもあり得るからね。だが試合でも、彼はクオリティーのあるプレーなど、重要なことをやってみせた。フィジカルも良く、運動量があって、タッチもうまい。ああいうコンビネーションをやるのは簡単なことじゃないよ」

だが興味深いことに、カンドレーヴァは試合後、ドレッシングルームから姿を見せずにチームバスへと移動している。