ドイツ時間の10日夕方に電車にはねられ死亡したドイツ代表GKロベルト・エンケが遺書を残していたことがわかった。警察が11日に発表した。

警察のスポークスマンは遺書がどこで発見されたかは明らかにしなかったが、すべての証拠はエンケが自ら命を絶ったことを示していると説明した。同選手の代理人も自殺と認めている。

11日は朝から、数百人のハノーファーのファンがクラブのホームスタジアムに集まり、ろうそくやマフラーやユニフォームなどを飾って、エンケに哀悼の意を表した。

ドイツ代表主将のミヒャエル・バラックはビルト紙に「本当にびっくりした。なんと言っていいかわからない」と語ったが、この言葉が、チームメートやファンの気持ちを代弁している。