公共料金も削減可能 - 会計検査院が国交相に電気代削減を要求/中ノ森 清訓
業種によっては大きなウェイトを占める水道光熱費。その中には、電気、水道、ガスなど公共料金が多く含められており、よく「公共料金だから下げられない」と考えられています。今回は、公共料金でもコスト削減は可能という事を示すトピックスをご紹介します。

会計検査院は、10月、国道などの道路照明に使われているランプより生じる電気代について、仕様として定められている省電力型ランプを採用していれば、2007、2008年度に約1億2,730万円のコスト低減、契約の是正で、更に、4,247万円、33%のコストダウンが可能であったと、国交相に対し、是正の処置を要求しました。(出所:会計検査院 検査報告)

国土交通省は、環境負荷削減を目的に、これまでの水銀ランプに比べ電力消費量が約2分の1となる高圧ナトリウムランプ又はセラミックメタルハライドランプなどの省電力型ランプを現在の推奨仕様としています。実際のランプの設置手配および管理は、国交省の設置基準をふまえて全国に点在する国道事務所等が行っています。

現在、計8,643灯の水銀ランプがまだ使用されており、特に、この内の計746灯は、07、08年度にランプの交換を行いましたが、仕様の省電力型ではなく、従来の水銀ランプが用いられました。また、残りの水銀ランプは、定格寿命を経過しているものが多く、それらについては、電気代の削減効果、古くなった水銀ランプのメンテナンスや交換作業の効率を考えると、まとめて省電力型ランプへの交換を行った方が、コスト削減となります。


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