日本IBMは、第23回「日本IBM科学賞」の受賞者を決定し、発表した。
 日本IBM科学賞は、日本における科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、社会貢献活動の一環として1987年に創設された。
 対象は、国内の大学ならびに公的研究機関に所属する45歳以下で、物理、化学、コンピューター・サイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオエレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研究活動を行っている若手研究者(国籍不問)。受賞者には賞金300万円と賞状および記念メダルが贈呈される。今回の受賞者とその研究業績は次の通り。

<物理分野>
「交換モンテカルロ法の創出と展開」
福島 孝治(ふくしま こうじ)40歳
東京大学大学院総合文化研究科  准教授

<化学分野>
「磁気化学を基盤とした新奇な磁性体の創出」
大越 慎一(おおこし しんいち)43歳
東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授

<コンピューター・サイエンス分野>
「大容量生命情報解析に根ざしたシステム生物学の開拓」
上田 泰己(うえだ ひろき)33歳
独立行政法人理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
システムバイオロジー研究プロジェクト プロジェクトリーダー

<エレクトロニクス分野>
「有機トランジスタ技術の開拓と柔軟なエレクトロニクス機能素子・回路への展開」
染谷 隆夫(そめや たかお)40歳
東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻 教授


※所属先・役職・年齢は09年8月17日現在の応募時のもの。

日本IBM科学賞の審査委員会のメンバーは次の通り。

委員長 江崎 玲於奈 横浜薬科大学 学長、財団法人 茨城県科学技術振興財団 理事長  (1973年ノーベル物理学賞受賞)

委員 (50音順)
安藤 恒也   東京工業大学 教授
小柳 義夫   工学院大学 情報学部長・教授
榊   裕之   豊田工業大学 副学長
白川 英樹   筑波大学 名誉教授 (2000年ノーベル化学賞受賞)
野依 良治   独立行政法人理化学研究所 理事長 (2001年ノーベル化学賞受賞)
森本 典繁   日本アイ・ビー・エム株式会社 理事 東京基礎研究所



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