冬の移籍市場でアヤックスのエースがバルサへ移籍する可能性が出て来た。ウルグアイ人FWルイス・スアレスは、アヤックスの財政難を受けてこの冬にヨーロッパのビッククラブへ活躍の場を移すとされ、その移籍先候補の一つとしてバルサが浮上している。

 アヤックスで得点を量産するルイス・スアレス。多くのクラブが彼の動向に注目しているとされる。同郷のフォルランが活躍するアトレティコ・マドリーやマンチェスター・Uも獲得に動くとされるが、ルイス・スアレスはバルサが獲得に興味を示しているというのを喜んでいるようだ。

 イブラヒモビッチを獲得し得点力が低下しているとは思えないが、バルサはここ最近決定力という面で問題を抱えている。高いボール保持率は相変わらずだがシュートシーンまで行くのに苦しんでいる。途中から出場しチームに活気を与えられるFWとしてペドロやボージャンが控えているものの、試合数が多くなる今シーズンは厚い選手層が必要となる。ルイス・スアレスの獲得はバルサにとっても良いオプションの一つと言えるだろう。

(スペイン通信)