″恋人たちの祭典?″「ラブプラス」同人誌即売会潜入レポ

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 2009年のゲーム・シーンにおける最大の問題作。それが、これまで何度か日刊サイゾーにおいても紹介してきたニンテンドーDS用恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス」だ。発売から2カ月が経過し、そろそろ熱狂的なブームも落ち着き始めた......と思いきや、紳士たちの情熱は一向に冷めやらないようだ。

 11月1日、東京都の大田区産業プラザPiOにて「ラブプラス オンリーイベント"ラヴ・インクリメント"」が開催された。

 本イベントは、ジャンルを「ラブプラス」に限定した初の同人誌即売会、通称・オンリーイベントである。ジャンル限定というだけでも本作の人気ぶりがうかがえるが、ソフト発売からわずか2カ月でのオンリーイベント開催という期間の短さも、まったくの新作タイトルとしては異例である。

 これはもう実際に会場に足を運んで、熱狂ぶりを確かめるしかない! ということで会場に足を運んだところ、予想以上の大盛況ぶり。なんと一時入場規制がかかるほどの盛り上がりを見せていたのだ。

 それほど広いとはいえない会場は、彼女(ニンテンドーDS with 「ラブプラス」)連れの男性が大半で、そこかしこで愛のささやきをかわしあう仲睦まじい光景が見られた。

 また、コスプレ姿の女性ファンもちらほら見かけた。中には封筒に同人誌を入れたラブレター状のグッズを頒布するコスプレイヤーも。彼女からラブレターをもらうために実に100人近くからなる列ができていた。

 そして本イベントにおける注目の催しが、公開ガールズトークだ。「ラブプラス」はニンテンドーDSの通信機能を使い、ヒロインがプレイヤーとのラブラブぶりをノロけ合うモードが存在する。その様子をプロジェクターを使って大スクリーンで上映し、大勢で鑑賞するというのだ。

「彼とならいつまでも一緒にいたいな」とひとりの彼女がノロければ「おお〜〜」とどよめきが起き、ほかの誰かが「彼とはずっと(キスを)しちゃった」と大胆発言をすれば一斉にその彼氏(プレイヤー)を冷やかす。また、冷やかされる当のプレイヤーもまんざらではない様子。といったように、妙な一体感が会場を包み込んでいた。何とも平和な羞恥プレイである。

 とにかく全力で「ラブプラス」への愛を表現しようという熱気に満ちたイベントだったといえる。すでに第2回の開催も予定されているらしく、さらなる盛り上がりが期待できそうだ。

 衝撃的な発売から2カ月。紳士たちの「ラブプラス」への愛はいまだとどまることはない。今後も「ラブプラス」が起こすムーブメントからは目が離せないぞ!
(取材・文=有田シュン)



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