仲里依紗 (ヘアメイク:近藤志保/reve、スタイリスト:鷲頭マコト)
 あゆ、マジゴッド――。女優の仲里依紗が、11月2日からauで配信されるLISMOオリジナルドラマ第8弾「恋ばな−スイカと絆創膏−」で、憧れと恋心の間で揺れる女子大生・桐子役を演じている。

 フジテレビ系ドラマ「ハチワンダイバー」のメイド服姿のヒロイン役で人気急上昇。キュートなルックスとともに、映画「純喫茶磯辺」で、第30回「ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞、第63回「毎日映画コンクール」スポニチグランプリ新人賞を受賞するなど、その演技力でも高い評価を受けている。20歳の誕生日(10月18日)を迎える直前の仲に、“恋ばな”について聞くと、浜崎あゆみは「マジゴッド」という意外な発言が飛び出してきた。

――今回の脚本を読んだ時の感想は?

仲里依紗(以降、仲):すごく難しいと思いました。簡単だけど、言葉に表すのが難しいなっていうストーリーでした。

――内面的な話が重要になってくると?

:そうですね。これを見て、普通の恋物語だなって思う人もいるだろうし、それとは別の何かを感じる人もいるだろうし、すごく不思議な作品でした。

――女性の先輩に憧れつつ、その先輩の彼氏にも恋したのかなという、複雑な心境のまま終わっていく作品ですが、ご自身では共感できる部分ありますか?

:無いですね(笑)。こういう女の子って、すごいなって思いました。よく考えると、なんか八方美人ですよね。難しい子だなって思いました。

――仲さんご自身は?

:私は結構合わせちゃいますね。周りがバーベキューしてたら、絶対行くし。フットワーク軽いんで(笑)。だから、共感できる部分はあんまり無かったかな(笑)。

――女性の先輩に、好きとは違うけど、かっこいいなとか素敵だなって思って、憧れたことは?

:あゆが好きです。浜崎あゆみさんが。たぶん、一緒の気持ちがありますね。小さいときからずっと、神様的存在。マジゴッドって感じすね。

――マジゴッド!(笑)。じゃあ、浜崎さんが好きなモノは、好きになっちゃう?

:なります! それは桐子と一緒なのかな。憧れっていうか、すごく尊敬しています。究極の仕事人だなと思います。私の小学校5年生のときの一番の青春なんですよ。頑張ってあゆのメイクとか研究して、あゆが髪の毛切ったら、私も切るみたいな(笑)。

――出身が長崎ということで、撮影は大洗でしたが、ご家族で海にドライブに行ったりしました?

:そうですね。中学校の時は、自分家の船で、島に行ってました。九十九島ってあるんですけど。

――船をお持ちで?

:そう。友達とか、友達のお父さんとか誘って、バーベキューしに行ったり、飛び込んだりしてました(笑)。 

――ご自宅から海って、近いんですか?

:もう、そこですって感じです。海そこ、田んぼそこ、川そこ、山そこ、みたいな。全部の集合体。

――今回のような海辺での恋の思い出は?

:無いですね(笑)。でも、すごく憧れました。「わー、手とかつないでるし」みたいな。いいなって思いました。